昨日のマーケットは、
日経平均 約0.8%の下落
TOPIX 約1.3%の下落
東証REIT 約0.2%の上昇でした。
東京での新規感染者数が微増なため、株式のマーケットは反落しました。
ただ、私の会社も7月からは、一段と通常業務モードに戻る方針が出されましたし、よほどのことがない限り、経済再開の流れは止まらないように思います。
閑話休題、本日は、株式投資を成功から妨げる要因について、私の思うところを書きます。
特に、相場が好調な時には、
閑話休題、本日は、株式投資を成功から妨げる要因について、私の思うところを書きます。
多くの要因があると思うのですが、私が考えるに代表的なものは、下記の3つだと思います。
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①「早く」「楽に」資産を増やしたいと願う弱い心
一言で言えば、煩悩ですね。特に、相場が好調な時には、
- 「信用取引を活用して早く資産を増やしたい」
という誘惑にかられる人が多いと思いますが、信用取引の活用は、一般論としては薦められません。
自分の読みと反対の方向に相場が動くと、株式投資から退場せざるを得ない状況に追い込まれますので、慎重であるべきです。
②自分だけはうまくいくと信じる自信過剰
自分は「相場の神に愛されている」と信じ、無駄に勇ましい、集中投資のスタイルや信用取引を活用したスタイル、そのほか、複雑な注文を組み込み「リスクをコントロールできている」と主張するスタイルを採用している場合は、注意が必要です。確率の世界の話として、コイン投げをして、「裏か表か」を5回連続で当たる人は、3.1%います。
10回連続で当たる人は、0.1%います。
(当てるではなく、当たるです。この違い、わかりますよね?)
ですので、集中投資のスタイルで相場に長くいる人は、単純に運が良かっただけなのかもしれません。
結果、資産が増えているかもしれませんが、次の投資銘柄が必ずうまくいくとは限りません。
次の相場は、独立した相場であり、過去の相場とは無関係なのですから当たり前です。
仮に、今まで無駄に勇ましい集中投資のスタイルで資産の増加に成功できた人であっても、無駄に勇ましい集中投資のスタイルはどこかで卒業し、「市場平均のリターン」にいつかは終息することを理解し、分散投資を図るべきと考えます。
③自分の経験を法則と勘違いしてしまうご都合主義
人間、みな、自分が世界の中心です。したがって、自分の経験を過剰に信頼してしまう傾向があります。
過去を思い出して、
- 「あの時はこうして、うまくいった」
- 「こうやっておけば、もっとうまく儲けられた」
と振り返ることがあるのでしょうが、その自分が経験した過去にとらわれ、シナリオを限定し、投資行動を決め打ちするのは、まさに博打と一緒です。
残酷な真実ですが、自分は、地球規模で考えれば、あまたいる人類の一人です。
過剰に、自分の経験に価値を置くのは、距離を取るべきでしょう。
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