092_株式投資を成功から妨げる3つの要因

2020年7月2日木曜日

04_資産運用の考え方

t f B! P L
おはようございます。ら~くです。

昨日のマーケットは、
日経平均 約0.8%の下落
TOPIX 約1.3%の下落
東証REIT 約0.2%の上昇でした。

東京での新規感染者数が微増なため、株式のマーケットは反落しました。
ただ、私の会社も7月からは、一段と通常業務モードに戻る方針が出されましたし、よほどのことがない限り、経済再開の流れは止まらないように思います。

閑話休題、本日は、株式投資を成功から妨げる要因について、私の思うところを書きます。
多くの要因があると思うのですが、私が考えるに代表的なものは、下記の3つだと思います。


特に、相場が好調な時には、
  • 「信用取引を活用して早く資産を増やしたい」
という誘惑にかられる人が多いと思いますが、信用取引の活用は、一般論としては薦められません。

自分の読みと反対の方向に相場が動くと、株式投資から退場せざるを得ない状況に追い込まれますので、慎重であるべきです。

②自分だけはうまくいくと信じる自信過剰

自分は「相場の神に愛されている」と信じ、無駄に勇ましい、集中投資のスタイルや信用取引を活用したスタイル、そのほか、複雑な注文を組み込み「リスクをコントロールできている」と主張するスタイルを採用している場合は、注意が必要です。

確率の世界の話として、コイン投げをして、「裏か表か」を5回連続で当たる人は、3.1%います。
10回連続で当たる人は、0.1%います。
(当てるではなく、当たるです。この違い、わかりますよね?)

ですので、集中投資のスタイルで相場に長くいる人は、単純に運が良かっただけなのかもしれません。
結果、資産が増えているかもしれませんが、次の投資銘柄が必ずうまくいくとは限りません。
次の相場は、独立した相場であり、過去の相場とは無関係なのですから当たり前です。

仮に、今まで無駄に勇ましい集中投資のスタイルで資産の増加に成功できた人であっても、無駄に勇ましい集中投資のスタイルはどこかで卒業し、「市場平均のリターン」にいつかは終息することを理解し、分散投資を図るべきと考えます。

③自分の経験を法則と勘違いしてしまうご都合主義

人間、みな、自分が世界の中心です。
したがって、自分の経験を過剰に信頼してしまう傾向があります。

過去を思い出して、
  • 「あの時はこうして、うまくいった」
  • 「こうやっておけば、もっとうまく儲けられた」
と振り返ることがあるのでしょうが、その自分が経験した過去にとらわれ、シナリオを限定し、投資行動を決め打ちするのは、まさに博打と一緒です。

残酷な真実ですが、自分は、地球規模で考えれば、あまたいる人類の一人です。
過剰に、自分の経験に価値を置くのは、距離を取るべきでしょう。


重要なことは「じっと持つのに適切なリスクをじっくり持つ」

過去のブログにも書きましたが、一番重要な考え方は、
  • じっと持つのに適切なリスクをじっくり持つ
です。
人口に膾炙した諺では、
  • 人事を尽くして天命を待つ
とニュアンスが近いように思います。

投資方針を検討する際には、ベストを尽くすよう、その時点での熟慮を重ねるべきですが、その時点で意思決定したリスク許容量から逸脱していないのであれば、相場がどのように動こうとも、じっくりと構えている姿勢が、多くの投資家にとって最適な行動となることが多いと思います。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円
2024年 752,008円

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