085_株式投資の基本戦略は、「じっと持つのに適切なリスクをじっくり持つ」

2020年6月25日木曜日

04_資産運用の考え方

t f B! P L
おはようございます。ら~くです。

昨日のマーケットは、
日経平均 約0.1%の下落
TOPIX 約0.4%の下落
東証REIT 約0.9%の上昇でした。

昨日は、東京都の感染者が55人と久しぶりに50人を超えました。しかしながら、東京都知事選が行われている間に、都市封鎖はないでしょうから、あまりマーケットに与える影響はないのかもしれません。


閑話休題、一昨日、昨日のブログで、「損切が大切」「利食い千人力」は誤り、と説明してきました。
本日は、それでは、個人投資家が取るべき戦略は何かについて綴ります。


投資は余裕資金で

まず、当たり前なのですが、個人が資産運用をあたるにあたり、保有資産のどれくらいの割合をリスク資産に投じるかを意思決定する必要があります。

まず、ここの意思決定が非常に重要です。
この意思決定の考え方については、後日、綴ろうと思います。
※ 2020/8/11に記事をかきました。

ただ、コンセプトだけお伝えすると、リスク資産は価格が変動するものですから、価格が悪い方向に変動しても日常生活に影響が出ない程度の余裕資金を投資に回す、という考え方が重要です。

じっくり持つ

私は、なにも
「株は、墓場まで持っていく覚悟で買うべきだ」
と主張するつもりはありません。
想定外の悪材料などが出てきたときには、やむなく売却した方が良いこともあるでしょう。

しかしながら、忙しいサラリーマン投資家の株式投資の基本戦略は、
  • じっと持つのに適切なリスクをじっくりと持つ
となるはずです。

もし、すぐに利食ったり、損切したくなるようなリスクをもっているとすれば、そもそも投資金額が不適当(過大)であったと反省すべきです。


自分の意思決定が失敗することに慣れる

もう一つ、精神論になるかもしれませんが、「自分の意思決定が失敗することに慣れる」経験が個人投資家には必要だと思います。

日々、通常業務で忙しいサラリーマン投資家は、土日などの余暇で銘柄分析を行い、(少なくとも)意思決定時点では、「この銘柄は~の理由で、買いだ!」と決心し、相場のある日に約定します。

しかしながら、どれだけ銘柄分析を行ったところで、悪材料が出る時には出ます。
今回のコロナショックによるインバウンド需要の蒸発は、事前に予測することは難しかったでしょう。

また、もう古い話題になってしまいましたが、日産の元CEOのカルロス・ゴーンの逮捕も、事前に予想できた人は検察官の一部だけでしょう(思いっきりインサイダー情報ですが。。。)。

一投資家として、銘柄分析などは、当然しっかり行うべきとは思いますが、どれだけ分析を深く行っても、全ての情報を事前に把握できることはありません。

自分の意思決定が「間違っていた」と認めるのは精神的苦痛を伴いますが、株式投資の意思決定に誤りがあったとしても、単にお金だけの話です。
また、それなり分散投資を行っていれば、一つの銘柄が失敗したからといって、致命傷にはなりませんから、淡々と受け入れて、今後も投資を継続していくべきだと考えます。

このような淡々とした、相場と適切な距離感を取る姿勢こそが、多くの個人投資家にとって求められるものだと思います。

たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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