065_インフレとなるのかデフレとなるのか?

2020年6月5日金曜日

09_COVID-19 99_雑記

t f B! P L
おはようございます。らーくです。

昨日のマーケットは、
日経平均 約0.4%の上昇
TOPIX 約0.3%の上昇
東証REIT 約1.8%の下落でした。

株式は、さすがに高値警戒感がでて、上値が抑えられるような感じでしたが、小幅に続伸しました。今のモメンタムは強いですね。
TOPIXは1600を回復しました。何かのきっかけがあれば、調整に入る局面のような気もしますが、案外、しぶくと1600近辺からさらに上値を追うのかもしれません。

閑話休題、本日は、今後はインフレとデフレのどちらに備えておいた方が良いのかについて、考えたことについて、綴ろうと思います。

普通に考えればデフレだが。。。

今回の不況は、COVID-19によって、急激に活動が制限されたことが原因です。結果、多くの業種では需要が蒸発しました。
また、需要の蒸発に伴い、雇用も減りましたし、日本全国のサラリーマンも給与やボーナスは減少する人が90%以上ではないでしょうか。(正確な統計はわかりませんが。。。)
  • そうなると、ますます家計の財布の紐が固くなり、高額なものへの出費を抑えるようになります。
  • そうなると、ますますモノが売れなくなります。
  • そうなると、企業はますますリストラしたり、社員の給与を減らします。
  • そうなると、ますます財布の紐が固くなり、、、(以下略)
というふうに、一般的には、不況になるとデフレ、と考えるのが自然です。

今回は違う???

少し前のWBSでは、
「一般的にはデフレになると予想するが、インフレリスクも多少は頭に入れておいた方が良い」
ということを専門家の人が言っていて、「へえー」と思いました。
曰く
インフレの理由は①供給制約、②コストプッシュ
とのことでした。 

①の供給制約は、COVID-19によってサプライチェーンが分断されている商品があるので、需要が増加しても急に供給を増やすことができないものもあるということです。今ですと、ゲーム機やテレワーク関連商品のヘッドセットなどは、確かに価格が上昇しています。

②のコストプッシュは、俗にいう「三密を避けるコスト」です。たとえば、飲食店ですと、今まですし詰めに客席を配置していたのを、間隔をあけて配置する、などですね。当然、面積当たりの期待売上高が減少するので、メニューの価格を上げる必要があります。

個人的には、専門家の言うことも一理ある、と思いましたので、多少はインフレの可能性も考慮はしておこうと思います。

予想外に株価の戻りは早いが。。。

専門家のコメントで面白いと思ったのは、インフレの要因に「中央銀行による大規模な金融緩和」が挙げられていなかったことです。まあ、これは、要因の一部ではあると思うのですが、視聴者が既に知っているからあえて挙げていなかったのかもしれません。

今回、「インフレもちょっと意識しておこう」と思っているのは、株価の戻りが早すぎることもあるからです。
報道では、「1929年の世界恐慌に匹敵する」という枕詞が良く使われるコロナショックですが、3月中旬に底値をつけて以降、2か月半で株価はそれなりに戻りました。ちょっと早すぎると感じている人が多いのではないでしょうか。

よくマーケットは「半年先の未来を反映している」などといわれますが、コロナショックの原因であるCOVID-19はしばらくは、観光やエンターテイメントの業界に悪影響を与え続けるとは思うのですが。
たしかに、COVID-19によって、社会のオンライン化が進み、生産性が高まった、といえる分野もあるとは思います。それにしても、ここまで株価が急速に戻すのは、感覚的に違和感を感じています。

たぶんつづく

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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