072_地方での暮らしを知っているということは結構貴重な経験だと思うようになった

2020年6月12日金曜日

05_セミリタイア 09_COVID-19

t f B! P L
おはようございます。らーくです。

昨日のマーケットは、
日経平均 約2.8%の下落
TOPIX 約2.2%の下落
東証REIT 約3.0%の下落でした。

さすがに5/25以降、急ピッチで株価を戻していただけに、それなりに調整したように思います。日経平均が23000円を抜けて上値を追っていくようだとコロナバブルのように思ったでしょうが、ある意味この程度の調整は、まだマーケットが正常に機能しているように思え、個人的には安心しました。

閑話休題、本日は、地方での暮らしについて考えたことについて、綴ろうと思います。

私は地方出身

私は現在東京に住んでいますが、関西北部の田舎出身です。
一応、地元は地方中核都市と呼ばれていましたが、人口は10万人にも満たない自治体ですので、首都圏の人からしたら、「めっちゃ田舎やん」と思われる場所だと思います。

最寄り駅[JR]は無人駅でしたし。。。
最寄のコンビニまでは、徒歩30分でした。。。

小中高はすべて公立に通いました。自宅の最寄の学校が公立だったことと、私の地元にも私立の学校もありましたが、田舎ではむしろ公立の方が学力が高かったりしたからです。

今後、IターンやUターンが増えるのか

COVID-19の感染拡大により、
  • 「都市は感染症に脆弱だということがわかった。今後、地方への移住が増えるだろう」
というような報道をたまに見かけますが、私はこのような言説には懐疑的です。
ただ、このような言説はストーリー的にはもっともにも聞こえるため、それなりに聞こえてくるのだとは思います。

なぜ、IターンやUターンが増えないと思うのか

私は、地方での暮らしの実態を知っています。

なぜ今後も地方への移住が増えないと予想するのかといわれると、地方での暮らしはつまらないからです。もう少しマイルドな表現にすると、地方での暮らしは刺激が少ないですね。
あともう一つ付け加えるならば、地方での暮らしのマイナス面に、しがらみが多い、ということもあります。

実際、私は東京に住み、東京の都心にあるオフィスに勤めていますので、東京出身の同僚等と話をする機会が多いです。そのような同僚がイメージしている地方の生活は、「夏休みにおばあちゃんの家に帰った時」や「地方に観光に行った時」といった、ごく短期間のイメージなのですよね。

IターンやUターンをするということは、日々ずっと、その地域にいることになるので、ごく短期間滞在した時には気づけなかったことが多数出てきます。

ですので、よく「IターンやUターンで地方に移住したが、数年後、やっぱり都市部に戻ってきた」という話が後を絶たないのだと思います。

地方での暮らしは刺激が少ないとは

要は、休日に気晴らしに行く場が非常に限定されているということです。
何か服などを買いに行こうとすると、イオンモールしかない、みたいな感じです。

私は、ショッピングがそれほど好きというわけではありませんので、毎週、日本橋、銀座、新宿などに出かけたいとは思いません。ただ、1年に数回はそのような繁華街で買い物をしますし、それなりに気晴らしにはなっています。
地方での暮らしはそのような気晴らしができる場所はありません。

地方での暮らしのしがらみが多いとは

都市部に住んでいると気づかないのですが、人口の少ない町ですと非常に個人情報の拡散が早いです。特に村八分的な情報はです。

私の地元は、人口数万規模の地域ですが、先日、父親に電話してCOVID-19の状況について聞くと、
「xx市では3名の感染者。しかもそのうちの一人は大阪のライブハウスに遊びに行った、市民病院の看護師。ほんと勘弁やわ」
みたいなことを言われました。

当然ながら、私の父は地元の医療関係者でも何でもありません。。。

もちろん地方暮らしにも良い点はありますよ

ちょっと地方暮らしに否定的なことを書いてしまいましたが、もちろん良い点もあります。
  • 混雑していない
  • 土地や住居は都市部と比較すると安い
  • 少し足を延ばせば、豊かな自然に触れられる
などです。
ただ、それと引き換えに、刺激が少なく、しがらみが多いということだけです。
やはり、世の中、全てはトレードオフです。何かを求めると何かを犠牲にする必要があります。

私は、将来セミリタイアを志向していますが、田舎ではなく、どちらかというと都市部に住みたいと考えています。首都圏にこだわる必要はないのですが、人口50万人以上の都市部に住みたいと思っています。
私の性格は、かなり個人主義なところがあって、地方での暮らしのしがらみが多いということを避けたいと思っているからです。

都市部での生活しか知らないと、どうしても地方での暮らしを美化してしまう傾向があるので、私は自分自身は地方の出身でよかったと思っています。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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