108_株式投資を成功させるために必要なたった1つの心構え

2020年7月17日金曜日

99_雑記

t f B! P L
おはようございます。ら~くです。

本日は、私が考える、株式投資を成功させる心構えについて綴ろうと思います。

唯一の心構え:お金に対して、適切な距離感をもつ

一言で言えば、煩悩を排除することです。
人間、誰しも、「早く、楽に」お金を儲けたいと思います。
ただ、そのような気持ちが強すぎると、結果、うまくいかないことが大半です。

株式投資においては、無駄に勇ましい集中投資のスタイルになったり、信用取引に手を出してマーケットから退場する結果になることがあります。
また、不動産投資をはじめ、その他の投資話においても、詐欺にあう蓋然性が非常に高まります
場合によっては、借金まみれになります。

お金は、もちろんあるには越したことはないですが、ありすぎても幸せになれるものでもないでしょう。(もちろん、不幸ではないでしょうが。)
毎日、フランス料理を食べれば幸せかというとそうではなく、むしろ、肥満になったり早死にする蓋然性が高まるでしょう。

「自分にとって適切な額のお金があればよい」というくらいの、ちょっと距離感のある考え方をお金に対しては持っている方が、うまくいくことが多いように感じます。
お金に対しても、適切なソーシャルディスタンスをとれると理想だと思います。


お金は、目的ではなく、手段

これはお金に限らず、ほかの話題でもよくあることですが、もともとは手段であったはずのものが、目的となってしまうことがあります。

野球の投手であれば、「ヒットを打たれない」ことが目的であるはずなのに、「球速160km超を目指す」といったようなことですね。

いくら球が速くても、失点が多ければ、いつかはプロではクビになります。
球が遅くても、変化球が多種多様であったり、独特なリズムやピッチで、バッターに的を絞らせない投球術があれば、プロとして長く活躍できる可能性があります。

手段に過ぎないものを目的にすると、努力が正しくない方向に向かいます。
結果、目的から離れていくことがままあります。

各人の人生の目的は、人それぞれでしょう。
そこには多様な価値観が認められるべきで、他人がとやかく言う問題ではないと思います。(もちろん、その目的が、公序良俗に反しない限りにおいてですが。)

そして、一般論として、各人の人生の目的を叶えるためには、ある程度、お金が無ければ難しいことが多いはずです。
そのため、ある程度の蓄財はあった方が良いと思いますが、蓄財だけを目的にしだすとうまくいきません。

お金の増加目標に拘りだすと危ない

たまに、株式投資を行っているブロガーの中には、
  • xx歳までに、資産xx億円をめざします。
という無駄に勇ましい目標を掲げられている方もいます。

目標を掲げるのは立派なのですが、あまりその目標に拘りすぎると、下記のような行動をとり始めます。
  • 高配当投資が最強。含み損があっても、配当が支払われれば、幸せ。今後も高配当株のみを買う。
  • 分散投資は守りの投資戦略。資産を増やすには、攻めの投資戦略が必要。なので、1銘柄に集中投資だ。
  • レバレッジをかけることで、資産増殖の速度を速める。信用取引は怖くない。
上記の信念を持ち続けた投資家は、だいたい3年以内に市場から退場します。(管理人調べ)

もちろん、「損をしたくて」投資をするような投資家はいないでしょう。
私も、資産の増加を目的に投資をしています。

一方、私が危険性を指摘しているのは、資産の増加を目的にしているだけでなく、「xx歳までに、xx億円を達成する」という自分が掲げた目標に過度に拘りだすと危険だ、ということです。

株式投資においては、なかなか結果が伴わない期間もあるでしょう。
そのような時に、
  • 「まあ、こういう時もあるよね」
と笑って受け流せる投資家と
  • 「今回の失敗は、次の機会で取り返す!」
と目を血走らせながら、パソコンの画面の前にくいついている投資家がいた場合、後者は今後も失敗する蓋然性が高いでしょう。

お金に対しては、クールに向き合えると望ましいと思いますが、自分自身もまだまだです。
煩悩に打ち勝つためには、精進あるのみですね。

たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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