昨日のマーケットは、
日経平均 約0.4%の上昇
TOPIX 約0.0%の上昇
東証REIT 約0.2%の下落でした。
昨日の東京都の感染者数は、224名と過去最高となりましたが、14時ごろに報道された割には、マーケットは落ち着いて反応していたように思います。
マーケットも、withコロナ時代に入っているということでしょうか。
閑話休題、本日は、山崎元氏の記事について綴ろうと思います。
閑話休題、本日は、山崎元氏の記事について綴ろうと思います。
記事の要旨
山崎元氏のマルチスコープ[2020/7/8]に良い記事がありました。
氏は記事の中で下記のような論評をされております。
- 新型コロナの第二次流行、俗にいう「withコロナ時代」に備えよ
- 大規模な金融緩和により、金融システムが近いうちに大きな崩壊を起こす蓋然性は低い。ただ一方、これは、コロナ前の米国のバブルで心配であったCLOやジャンク債のバブル化と破綻は、リスクが中央銀行に移転する形で一息ついている状態。
- バブル崩壊による金融的な破綻が本当に怖いのは、「with コロナ」よりも「after コロナ」かもしれない
また、氏は、個人に対するアドバイスとして、下記のような観点で助言されています。
- 本業のビジネスの持続性の点検(withコロナ時代が継続した場合、どれだけ耐えられるか。場合によっては、転職なども検討)
- オフィスと自宅の立地や建物の再検討(勤めている会社の勤務制度に大きな変更があった場合)
- 副業がやりやすくなる人が増加するのではないか。収入源の多様化を検討すべし
- 資産運用の運用方針は、「基本的にそのまま」でよいのではないか。ただし、金融資産の内、どれほどが換金が容易(=流動性が高い)ものであるかは確認しておくべし
withコロナ時代の備えには個人差があるでしょう。
私の場合は、幸いなことに本業のビジネスは、大打撃ではありません。
勤務先では在宅勤務が一般的になりました。ただ、どうも他の部署では出社が当たり前になりつつあり、このあたりはまだ趨勢が読み切れておりません。
副業については、まずはブログから、と思っております。
資産運用方針は、基本的にそのままの方針を堅持できております。
アメリカ株はバブルか?
さて、氏の主張する通り、アメリカ株はバブルなのでしょうか。
最近、連日でNASDAQは最高値を更新しております。
また、社債の発行額も多く、確かにFRBによる強力な支援があることにより、表面上、好調に見えているだけの可能性はあります
中長期的に見れば、米国はまだ人口が増加中ですし、グローバルなIT企業も多く、今後もしばらくの間は世界一の経済大国であり続けるでしょうが、それと株価の過熱感は別物です。
山崎元氏は、「まだバブルから降りるべきではない」と記事の中では主張されておりますが、氏は基本はBuy & Hold戦略を言及されますので、氏の記事で、「今はバブルだから、リスク資産の割合を減らした方が良い」という主張を見たことはありません。
私の資産運用方針
アメリカ株はバブルなのか否かは、判断が難しいです。ただ、有事モードのFRBや大統領が何でもやりそうですから、しばらくは急激な調整は起きない蓋然性が高いと考えるのが一番ありうる将来のような気がします。
もちろん、山崎元氏の主張される通り、FRBの出口戦略には注視している必要がありそうです(1年から2年先くらいですかね)。
出口戦略の巧拙によっては、大規模な調整局面が生じることも頭には入れておくべきでしょう。
とりあえず、私の米国株への投資については、いつも通りの方針とします。
毎月積み立てで購入しているMSCIコクサイやS&P500に連動する投資信託を今後もいつも通りに積立て、ちょくちょくMSCIコクサイに連動したETFを買い増していこうと思います。
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