最近は、日本でも新規感染者数が増加しており、またマスコミでは不安を煽るような報道が出てきております。
この第二波といえるべき現在の状況について、私の考えを綴ろうと思います。
たぶんつづく
これまでの経緯を振り返る
新型コロナに対する日本の緊張感が高まったのは、3月下旬ごろからGWごろまでであったように感じます。志村けんさんがお亡くなりになったり、緊急事態宣言が発出されたりとした時期で、色々ございました。
そういえば、オリンピックも延期されましたね。。。(遠い目)
その後、新規感染者数が減少し、5/23には、東京の新規感染者は2名でした。
5/25にすべての都道府県で緊急事態宣言が解除され、過剰ともいえた外出自粛が緩和され、少しずつ以前のような日常が戻ってきたと思います。
私自身も、5月下旬ごろまではほぼ毎日自炊でしたが、5月下旬以降は、たまに外食もするようになりました。
また、買い物に行って、服を買ったりをしたりもしました。
6/19に都道府県をまたぐ移動もOKというようになりましたので、堂々と旅行を再開する人もこのあたりから増えたように思います。
5月末ごろから、”夜の街”での感染が広がっているということで、東京都の新規感染者が20-30名程度で推移しておりましたが、6/14に47名の感染者がでてからは、増加傾向が続いております。
”夜の街”についてのニュースの言及が増えたのもこのころからです。
7/2には、107名、7/9には224名、7/17には293名と東京の新規感染者はこの2週間で増加傾向にあります。
Go Toキャンペーンからは、東京都民は除外されるという混乱のしようです。
今後、日本でも第二波が起こり、阿鼻叫喚の未来がまっているのでしょうか?
そんなにひどいことにならない
現時点での私の考えを述べると、そんなにひどいことにはならないと思います。なぜなら、最近、重症者数が全然増加していないからです。
- 重症者数は新規感染者数の遅行指数だ。これから増加する
と主張される人もいますが、6月中旬ごろから50名以上の感染者が継続しているのですが、東京都の重症者は、7月17日時点でわずか10名です。
死者は最大で3800人、検査ではなく重症化対策を
私が考えているようなことを、専門家の先生も主張されております。非常に良い記事だと思いますので、リンクをはっておきます。
髙橋泰教授の主張の要旨は、下記です。
- 感染者数とPCR陽性者判明数は、異なる。最近マスコミの報道で感染者数と報道されているが、正確には「PCR陽性者判明数」。誤った報道。
- マスコミの報道や8割おじさんの計算は、前提が誤っているという仮説を持っている。
- 新型コロナは毒性が弱く、日本人の98%は自然免疫で対処できる。2%しか発症しない。(欧米人は80%が自然免疫で対処できる。この自然免疫の差がBCGかもしれない)
- 欧米との死者数が100分の1である理由は3つ
- 1つ目は暴露率。日本は高齢者の暴露率が低かった。老人ホームでは、インフルエンザやノロウイルスの流行期には家族との面会も禁止。このような重症化しやすい高齢者への暴露率を下げる取り組みが日本ではできていた。
- 2つ目は、自然免疫力。アジア人は欧米人よりも自然免疫で対応できる人が多かった。(アジア人は2%が発症。欧米人は20%が発症)
- 3つ目は、発症死亡率。アジア人は欧米人に比べて血栓ができにくい。
- 色々パラメータをいじってシミュレーションしたが、死者は、最大で3800人程度。自殺での死亡者は20000人。景気悪化による自殺の増加とのバランスも考慮して、政策立案すべき。
- また、ステイホームによって肥満の人が増えると、重症化リスクも高まる。適度な運動も重要。
- 30歳未満の重症化リスクは限りなくゼロ。通常に戻すべき。
- 30-59歳も通常の経済活動を行えばよい。
- 70歳以上の高齢者は、流行期には隔離的な生活を維持せざるを得ない。
新型コロナはもはや未知のウイルスではない
マスコミは、不安を煽る報道をするインセンティブがあるので、上記のような冷静な言論を報道される機会は今後も少ないと思います。もちろん、高橋泰教授も「まだ仮説」という説明のされ方です。
ただ、もう新型コロナが報道に出始めてからは半年以上経過しておりますし、それなりにデータもそろってきています。
私が思うに、高橋泰教授の仮説は、これまでの日本のデータに即していると感じています。
したがって、高橋泰教授の仮説に基づいて、私は投資方針を立案していこうと思います。
本日は長くなったので、ここまでとさせていただきます。
たぶんつづく
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