昨日のマーケットは、
日経平均 約0.1%の上昇
TOPIX 約0.3%の上昇
東証REIT 約1.8%の上昇でした。
東京都の感染者数が、再び100人を上回りました。
マーケットの上値は重いように思いますが、金曜日はどのような推移となるのでしょう。
閑話休題、昨日のブログでは、株式投資を成功から妨げる要因について書きましたが、恥ずかしながら、私が煩悩(早く楽に儲けたいと思う弱い心)に負けてしまった2つの事例を本日は綴ります。
閑話休題、昨日のブログでは、株式投資を成功から妨げる要因について書きましたが、恥ずかしながら、私が煩悩(早く楽に儲けたいと思う弱い心)に負けてしまった2つの事例を本日は綴ります。
2017年にNISA枠が使えなかった
2017年は、年間を通しで、マーケットが右肩上がりでした。私は、傾向として約定した時に「得した」感を得たいため、やや低めの指値で注文を入れる癖があります。
そして、見事に、2017年は1銘柄も約定できず、結果、NISA枠を活用できませんでした。。。
振り返ると、なんと愚かだったのだろう、と思います。
2019年下期の急騰相場で気が大きくなった
2019年の10月から12月にかけては、まさに右肩上がりの相場でした。読者の方も記憶されている方が多いでしょう。
この時に、世間の雰囲気に流されて気が大きくなってしまった自分がいたと今になっては思います。
(やはり、含み益がそれなりの額になると、「私は投資のセンスがある」というような、オーバーコンフィデンスの状態になっていたのではないか、と今になれば思います。)
その気が大きくなった慣性で、2020年1月から2月にかけても気が大きくなっていました。
具体的には、
- ストップ安を付けた良品計画に対して、「今が底だ」と思い、約定したり、
- 2月中旬に「ジャパンホテルリートが値下がりしている。今年はオリンピックが控えているので、今が買い場だ」と勇み足で判断したりしました。
結果については、、、残念なお知らせですね。
(幸いなことに、両銘柄も、最近は少しずつ戻ってきておりますが。。。)
(幸いなことに、両銘柄も、最近は少しずつ戻ってきておりますが。。。)
良薬は口に苦し
良薬は口に苦しという諺がありますが、まさにその通りだと思います。
お金に対して考える時に、いくら冷静に考えようとしても、「早く楽に儲けたい」という煩悩が意思決定を惑わせます。
そして、煩悩に負けた意思決定の結果は、それなりに悲惨となります。
人間ですので、直感に抗うことが難しいことは致し方ないとも思いますが、重要な意思決定を行う際は、衝動に任せるのではなく、じっくり冷静に考える時間を取りたいと思います。
時間分散は気休めだが、、、
山崎元氏は、様々な場面で
- ドルコスト平均法に代表される時間分散は気休め。リスク許容額を決めたら、淡々と一括で投資する方が合理的
と主張されております。
私も、「理論的」には山崎元氏の主張に合意しているのですが、「実践」の観点においては、実行に移すのが難しいアドバイスでもあると感じています。
サラリーマン投資家は、プロのファンドマネージャーではないのですから、「経済的には合理的ではなくても、自分にとって心地よい投資法」を実践する権利もあるのだと思います。
もちろん、その「経済的には合理的ではなくても」、が程度の問題として認識しておくべきとも思います。
一昔前に金融庁から指摘をうけた、タコ足の毎月分配型の投資信託は、資産を減らすことがほぼ確実な商品ですので、いくら個人投資家が心地よいと思っても、投資対象にしてはいけない商品だと思います。
一方、時間分散については、確かに、理論上の期待リターンを押し下げる行動ではありますが、資産を減らす行動ではありません。(別の表現を使うと「機会損失があります」ということですね。)
この程度の機会損失であれば、自分の心の平穏を重視したい、と考えている自分もいます。
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