107_投資と投機の違いを説明できますか?

2020年7月16日木曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

昨日のマーケットは、
日経平均 約1.6%の上昇
TOPIX 約1.6%の上昇
東証REIT 約0.4%の上昇でした。

力強く反発でした。
日経平均は23000円を超えて、上値を追っていけるのか、それとも一休みとなるのでしょうか。

閑話休題、本日は、投資と投機の違いについて綴ろうと思います。


投資と投機の区別

英語ですと
  • 投資:Investment
  • 投機:Speculation
となりますが、英単語だけを見ても、純ドメの私にはさっぱり違いが分かりません。

色々な方が様々な表現で、投資と投機の説明をされていますが、私にとって、一番しっくりとくる説明は、山崎元氏の下記のような定義でした。
  • 投資は、プラスサムゲーム
  • 投機は、ゼロサムゲーム、もしくは、マイナスサムゲーム

念のため説明しますが、それぞれのゲームの例を挙げますと、
  • プラスサムゲーム: 株式投資、不動産投資、など
  • ゼロサムゲーム:  FX、友人との麻雀、など
  • マイナスサムゲーム:宝くじ、競馬、競輪、など
となります。

そのゲームに参加しているプレーヤーのパイが全体として大きくなるゲームがプラスサムゲームとなります。(ゼロサムゲームは参加しているプレーヤーのパイが変わらないゲーム[=誰かの得は誰かの損という性質のゲーム]、マイナスサムゲームは、参加しているプレーヤーのパイが小さくなるゲーム[胴元が儲かるゲーム] です。)

もちろん、ゼロサムゲームやマイナスサムゲームに参加していても、一握りの参加者は大きく儲ける可能性はあります。

ただ、平凡なサラリーマンを「お金を増やす」目的で、資産運用を行うのであれば、選択肢はプラスサムゲームに参加するしかございません。
(「娯楽」という名目であれば、サラリーマンが、ゼロサムゲーム/マイナスサムゲームに参加するのは許容されるべきと考えます。私が師とあおぐ山崎元氏も競馬はお好きなようですし。)


FXは資産運用に向かない

上述の通り、FXはゼロサムゲームです。(厳密に言えば、多少、手数料など必要になるので、マイナスサムゲームですが。。。)

娯楽目的でFXに取り組まれる分には、参加者の娯楽費として費やせる範囲内であれば参加者の自由です。
ただ、お金を増やす目的で、FXに取り組まれている方は、一刻も早く卒業すべきです。

どうも、巷にあふれている資産運用の本では、FXを「ハイリスクハイリターン」の投資商品であるかのように宣伝する傾向があり、知識が不十分な人間がリスクを把握せずに取り組まれている傾向があります。

FXは、国内のFX会社を利用する場合でも、レバレッジを最大25倍までかけることができます。

ですので、種銭が少なくても、自分の予想通りに為替相場が動けば、簡単にお金を増やすことができます。
ただ、これは逆もしかりで、自分の予想に反して為替相場が動けば、簡単にお金が溶けていきます。

また、ゼロサムゲームですから、ゲームの性質上、長期投資しても報われません
長期投資をするつもりであれば、株式投資などのプラスサムゲームに参加する方が、どう考えても合理的です。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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