127_テスラの株価はバブルか?

2020年8月5日水曜日

99_雑記

t f B! P L
おはようございます。ら~くです。

昨日のマーケットは、
日経平均 約1.7%の上昇
TOPIX 約2.1%の上昇
東証REIT 約1.6%の上昇でした。

力強く2日続けての続伸でした。明日は、一服感がでるのか、更なる上値を追っていくのか、注視していきます。

閑話休題、本日は、テスラの株価について私の考えを綴ろうと思います。
直近の株価は下記で、まさにバブルの様相です。

市場概説 > テスラ
NASDAQ: TSLA
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1,430.76 USD −56.73 
7月31日 16:00 GMT-4 · 免責条項



Teslaの記事

ちょっと古いですが、2020/7/23 Economistの記事をご紹介させていただきます。
Tesla’s sales stayed steady in the second quarter, bucking the trend of plunging revenues among carmakers, possibly helped by its controversial defiance of the lockdown to restart production. The company reported net income of $104m, marking the first time it has made a profit in four consecutive quarters. It also announced that its second car factory in America will be based near Austin, Texas.
 

記事から読み取れること

赤字の累計、すごいですね。。。
にしても、1年間継続して利益を上げることができたのが、2020年度第二四半期ということで、逆に言えば、テスラは1年前までは赤字を垂れ流し続けてきた企業だということです。(2018年の下期には、黒字を何とか達成しておりますが。。。)

多くのベンチャー企業では、
  • 初期投資で赤字が出ても、圧倒的なマーケットの地位を築けば、その後莫大な利益を上げることができるから、今は赤字でも大丈夫。過去のアマゾンを見よ。
というような論調をよく聞きますが、テスラは大丈夫なのでしょうか?
トヨタやフォルクスワーゲンと同様に、テスラが参入している業態は、製造業です。限界費用が簡単にゼロになるような業態ではないのですが。。。

あと、だいたい、上記のようなベンチャー企業神話を語る人は、アマゾン以外の事例を挙げられません。ウィーワークもUberもエアビーも限界費用ゼロ企業ではありませんでした。

テスラの時価総額は、2020年6月10日にトヨタの時価総額を超えましたが、多くの投資家は、これからテスラのEPSは指数関数的に成長すると信じていないと正当化できない株価です。

過去の記事にも記入しましたが、今、テスラの株価はバブルだと思います。

トヨタやフォルクスワーゲンなどの車に乗ると、良いモノづくりをしているなあ、と感じます。
テスラは、メーカーとしては、まだまだ未成熟な企業です。トヨタやフォルクスワーゲンと比肩しうるような企業になるのかは、現時点では判断できないように思います。

時価総額というのは、ベンチャー企業であれば膨れ上がりやすいですから、そのあたりを割り引いて考えて、冷静に投資していきたいものです。

テスラの将来

誤解していただきたくないのですが、私は、テスラは、それなりの地位を10年後の自動車業界においても築いていると予想しています。

ただ、その地位は、トヨタやVWのようなマス層をターゲットとしたメーカーではなく、現代で言うところの、メルセデス、BMW、Audiのような富裕層をターゲットとしたメーカーとしてではないか、と考えています。

富裕層であれば、現代でも車を2台持ちしている人もいますし、電気自動車+内燃機関車という保有形態にすれば、日常使いは電気自動車で、ロングドライブは内燃機関車で、といったような使い分けもできますので、そんなに不便ではないでしょうし。

ただ、車を1台しか購入できない大多数の方にとっては、内燃機関車が、今後も、リーズナブルな選択肢として残り続けると予想しています。

たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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