148_投資の結果は自己責任。投資をしないことの結果も自己責任。

2020年8月26日水曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。


昨日のマーケットは、
日経平均 約1.4%の上昇
TOPIX 約1.1%の上昇
東証REIT 約0.7%の上昇でした。

東証一部の売買代金は、7営業日ぶりに2億円を上回ったとのことで、リスクオンの流れに乗った相場でした。
さすがに、明日は、一息つきそうな気がします。


閑話休題、本日は、投資の自己責任について私の考えを綴ろうと思います。


投資の自己責任とは

投資の結果は、自己責任です。
特に、リスク資産は元本が保証されておりませんから、ある特定の期間での投資にあたっては、「損をする」、という結果がある一定の確率で生じます。

必ず儲かる、という話は、100%嘘という心構えで接する必要があります。

要は、「自分で決めた(選んだ)運用の結果は、自分で受け止める」という気持ちが、投資家には必須です。

最近は、
  • 100万円を銀行預金に預け入れても、利率は、0.01%
  • 100万円の投資信託を購入すれば、期待リターンは5%
  • どちらを選択するかで、あなたの将来は変わる
みたいな、apple to appleの比較となっていない選択肢を提示して、「だから投資しましょう」という風に煽るようなツイートや宣伝文句を見かけますが、上記の比較は明確に誤っています。

投資信託はリスク資産で元本保証されておりません。
不幸にも暴落局面に巻き込まれたら、S&P500などに連動するインデックス投資信託だったとしても、40%くらいは評価額が減少する可能性があります。

その損失に耐えることができるのかを自問自答したうえで、投資の意思決定を行うべきです。

投資ごときでそのようなリスクを取りたくない、と考える方はそれでも結構です。
十分に稼ぎ、十分に支出を抑えれば、老後に必要なお金を貯金で作ることもできるでしょう。


「投資をしない」ことも意思決定の結果

しかしながら、「投資をしない」と決めることももまた意思決定の結果であることは受け止める必要があります。

「自分が何も意思決定をしたくない。流れに身を任せて生きていきたい」という方が、そのようなノーリスクの人生を歩もうとしても、「何も投資に関する意思決定しない人生を歩もう」と意思決定していることになるのです。

要は、人間、生きている限り、(自覚的であれ、無自覚的であれ)何らかの事柄については、意思決定をせざるを得ないのです。
  • 高校はどこの高校に行くのか
  • 大学に行くのか/行かないのか
  • [大学受験する場合]どの大学を受験するのか
  • [志望校に不合格だった場合]浪人するのか/しないのか
  • どこの企業への就職活動をするのか
  • 結婚をするのか/しないのか
  • 家を買うのか/賃貸か

私のように30代後半になってくると、上記のような項目の意思決定をされてきたことかと思います。
上記のような粒感の大きなものではなくても、日常生活においても
  • 昼ごはんはカレーにしようか/うどんにしようか
  • Yシャツは白にしようか/青にしようか
  • スラックスは、ダブルにしようか/シングルにしようか
  • 給与口座はみずほ銀行にしようか/楽天銀行にしようか
  • ランニングシューズはアシックスにしようか/ミズノにしようか
といった、こまごまとした事項について、意思決定をしているのです。


人間、誰もが投資家

この観点においては、誰もが投資家です。
上述したような人生における選択は、数字で結果を確認することができません。

例えば、東京大学を志望校とした受験生が、東京大学には不合格だったけれども、早稲田大学には合格した、というような状況を考えます。
この場合、1年浪人して東京大学への合格を目指す方が良いのか、早稲田大学に入学して、大学生活を謳歌するのが良いのかは、その方の人生にとって、どちらの結果がより望ましい意思決定であったのかは、比較できません。(その受験生は、一つの人生しか歩めないからです。どちらかを選択すると、残りの選択肢の人生の可能性はそもそも消滅します。)

その意味では、明確に数値にて結果を確認することができる投資は、ある意味、取り組みやすいゲームとも言えます。

私は、同世代や私より若い世代の人たちに
  • 「無理してリスクをとって、投資をするべきだ」
とまでは言いませんが、
  • 「無理のない範囲であれば、リスクをとって投資をすることは、良い経験になる」
ということは伝えたいと思います。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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