昨日のマーケットは、
日経平均 約0.4%の下落
TOPIX 約0.3%の下落
東証REIT 約1.1%の下落でした。
株式マーケットは、2日続けての続落でした。個別の決算内容に応じて、株価が変動した感じで、薄商いだったように思います。
東証REIT 約1.1%の下落でした。
株式マーケットは、2日続けての続落でした。個別の決算内容に応じて、株価が変動した感じで、薄商いだったように思います。
ある程度、大型銘柄の決算もひと段落したことから、今後は、より、マクロな景気指標に注目が移っていくのでしょうか。
閑話休題、本日は、インデックス投資のデメリットについて綴ろうと思います。
たぶんつづく
閑話休題、本日は、インデックス投資のデメリットについて綴ろうと思います。
インデックス投資は一番無難
私の投資スタイルは、インデックス投資です。多少の割合で、個別株も保有していますが、多くはインデックスに連動したETFもしくは投資信託を保有しています。
山崎元氏の著書に出会ってから、様々な投資本を読みましたが、やはり初心者や種銭が少ない投資家にとって、最も無難な投資方法はインデックス投資だと思いましたし、今でも思っております。
インデックス投資のメリット
インデックス投資にはメリットが多いのですが、最大のメリットは
- 少額で分散投資が可能
ということだと認識しております。
数百億円以上の運用を行う機関投資家であれば、個別株でPFを組んで、S&P500やTOPIX並みの分散投資効果をもつPFの構築が可能でしょうが、普通の一般投資家がそのような資産運用規模をもつことはできません。
したがいまして、インデックスに連動した投資信託やETFが発明される以前の時代の一般投資家は、無駄に勇ましくリスクを取るしか、株式投資に参加する手段がありませんでした。
ジョン・C・ボーグルをはじめ、インデックス投資の発展に寄与されてきた先達の方々には頭が下がります。
インデックス投資のデメリット
一方、当然ながら、物事には両面ございまして、インデックス投資は完全無欠な投資方法ではございません。デメリットも当然ございます。デメリットの詳細は、山崎元氏の記事を読んでいただくこととして、私が感じる最大のデメリットは、
- 運用管理費用等が掛かる
ということです。
ある意味、十分に分散されたPFを保有するための必要経費と言い換えることもできます。
インデックス投資の運用管理費用等とは
一番明確なのは、信託報酬です。しかしながら、ETFや投資信託には、信託報酬に加えて、その他の費用もかかります。総合的に実質コストを意識する必要があります。
インデックス投資家を自称されている方でも、あまり実質コストには気を払われていないように思う方もいらっしゃるのですが、実質コストこそが重要な要素です。
その他の費用に含まれるものとしては、ファンド内で必要となる監査費用や、資産保管費用、税金(特に外国株)などです。
その他の費用の把握しにくい点は、結果として発生する費用であり、信託報酬のように事前に明示される費用ではないという性質です。
事前に明示はされないのですが、過去数年の実質コストの実績を確認すれば、だいたいの数値のあたりはつけられるので、その程度の確認はした方が良いように思います。
実例:1550の場合
私は、MSCIコクサイに連動するETFとして、1550に投資しています。その運用管理費用等は、このブログに基づくと
- 信託報酬:0.1650%
- その他コスト:0.067%
- 合計【実質コスト】:0.232%
となっております。
これは、仮に100万円を1550に投資した場合、運用管理費用等として、
- 2320円が1年間にかかる
ということです。
この程度の費用で、十分に分散投資できるというメリットが得られるのであれば、私は、1550の実質コストが割高だとは感じません。
便利な時代になったものだなと思います。
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