142_セミリタイア時のターゲット年齢は45歳が最適だと思う3つの理由

2020年8月20日木曜日

05_セミリタイア

t f B! P L

 おはようございます。ら~くです。


昨日のマーケットは、
日経平均 約0.2%の上昇
TOPIX 約0.2%の上昇
東証REIT 約1.1%の下落でした。

なんというか、小商いが続いており、方向感が出ない展開となっていますね。
しばらくは様子見ムードなのでしょうか。

閑話休題、本日は、セミリタイア時のターゲット年齢について私の考えを綴ろうと思います。
私は、資産形成が順調にいけば、45歳を目安にセミリタイアしたいと考えております。

なぜ45歳なのか

私が考えるに大きな理由は下記の3つです。
  • 多くの大企業で、早期退職制度の募集層は45歳超
  • 若手から距離を取られ始める年齢
  • 40代であれば、まだ気持ち的には、新たな道に踏み出す柔軟性がある(ような気がする)

①大企業の早期退職の募集層

多くの大企業では、早期退職優遇制度と称して、45歳以上の層のリストラを図ります。
経営者の観点から見ると、費用対効果の観点で、多少のお金を支払ってでも、早く退職してほしい層が出てくるのが、45歳という層だと理解しています。

客観的に言えば、給料に見合った働き方をしていないと認識される層ということでしょう。

もちろん、順調に出世していれば、45歳であっても「自分は給料以上に頑張って働き、組織に貢献できている」と胸を張って言える方もいらっしゃるでしょうが、残念ながら、日本の大企業で45歳時点で順調に出世できている方というのは、上位5%もいないのではないでしょうか。

多くの日本企業では、50歳くらいで執行役員になるような出世の階段を登るスピードだと認識しています。
45歳になった時点では、自分がその階段に続く道の上にいるのか、そうではないのかは明らかでしょう。
実際は、40歳くらいでわかるとは思いますが。

ですので、自分の組織人としての将来が、
  • 執行役員→常務→取締役→社長?
みたいに続く道を45歳時点でも信じられる方であれば、週5日フルタイム勤務で継続されるのもありかもしれません。

一方、そのように順風満帆な会社人生を送れていないのだとしたら、フルコミットで滅私奉公して働く、という働き方を選択するのは、合理的ではございません。

もちろん、これまでそれなりに会社の不合理な仕打ちに耐えてきたのだから、会社にしがみつけるだけしがみつき、お金を1円でも多く回収する、という気持ちで無駄に残業する、というような生活を否定するつもりはありませんが、そのような生活は、幸せな生活とは程遠いように思います。

私は、大企業に勤めております。
幸いにも業績はそこまで悪くなく、すぐに早期退職募集が行われる状況ではないと思いますが、経営が傾いたときには、そのような募集が行われると思います。
自分が対象年齢に到達していたら、迷うことなく手を挙げられるような資産状況になっていたいと思います。

②若手から距離を取られ始める年齢

ビジネスパーソンとして働き盛りは、20代から30代ではないでしょうか。
そのような若手から、何となくはれ物に触るような感じで取り扱われ始めるのが、「45歳以上の、出世できていないおじさん」だと感じます。

若手から距離を取られながら、コミュニケーションをとられているのを感じつつも職場にいるというのは、それはそれであまり気分が良くないでしょう。

もちろん、45歳以上の出世できていないおじさんでも、若手と同様に手を動かして、フランクにコミュニケーションを取られるという個別の例外的な素晴らしい方も一定数はいらっしゃいますが、多くの方は
  • 面倒臭い、手を動かす系の仕事は、若手が当然やるもの
  • 年長者に対しては敬語が当たり前
  • 出世できていない自分は、これまでの上司に恵まれなかったからだ
みたいな思考の持ち主になってしまっており、一言で言えば、一定数のおじさんは、腐ったミカン状態となるのが45歳以上だと感じます。

要は、周囲の人間に対しても、悪影響を与えるのですね。
私は、そのようなおじさんにはなりたくない、と思っておりますが、人物評価というのは本人ではなく他人がするものですから、常に、「残念なおじさんとして認識されるかもしれない」、という危機意識は持っているべきだと思います。

③気持ちの柔軟性

これはなってみないとわからないのですが、40代と50代では、気持ちの柔軟性に差が出てくるように思います。
45歳であれば、会社人生の次のステップに踏み出す際にも、前向きに取り組めそうな気がします。
こればっかりは、現時点での感覚的なものですから、実際は50歳を超えていても、あんまり変わらないのかもしれませんが。。。

ただ、たまに
  • 55歳でアーリーリタイアしました
みたいな記述をみかけるのですが、「55歳まで働いていたらもはやアーリーリタイアでも何でもなく、ただの退職やん」という感想を持ちます。

もちろん、他人の価値観なんて気にせず、本人が「アーリーリタイアだ」と思える年齢であれば、アーリーリタイアを名乗ってよいのですが、一般的には、やはり遅くても40代までのリタイアのことでしょう。

まとめ

社会人となって、15年目となっております。
もう、それなりの期間を働いてきました。あと8年後には、45歳になります。

45歳になるころには、会社の経営層からも若手からも煙たがられ始める存在になるかもしれません。
まだ、気持ちの柔軟性が残っているうちに、新しいステップに踏み出せればと考えております。

たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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