150_商社株への投資について

2020年8月28日金曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。


昨日のマーケットは、
日経平均 約0.4%の下落
TOPIX 約0.5%の下落
東証REIT 約0.4%の上昇でした。

日本時間の27日夜のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を前に、様子見ムードが漂っていましたね。
サプライズが起きる確率は低いと思うのですが、どのような講演となるのでしょうか。


閑話休題、本日は、商社株への投資について私の考えを綴ろうと思います。



商社マンは優秀か?

私は、仕事柄、商社の人と仕事上でお付き合いすることがあります。
男性だけでなく女性も多いので、商社マンというのは不適切な表現で、商社パーソンと呼ぶべきでしょうが。
私の経験上、20代の人たちは、ほぼすべての人が、イケメン/美女で、かつ、コミュニケーション能力も高いです。

日本では、就職ランキングで、商社は上位の常連ですから、優秀な人材を採用できていると思います。

ですので、「商社マンは優秀か?」という質問を受けた場合、私の印象としては、「かなりの確率で優秀な方が多いですね」と答えると思います。


商社というビジネスモデル

実は、海外では、商社というビジネスモデルがありません。

なんというか、仲介(トレーディング)で稼ぐビジネスもやりながら、投資事業も行うという俗にいう投資銀行の業務範囲までカバーしている業態で、複雑怪奇なコングロマリットのように思われるのだと思います。

英語でも、Trading Company、や、Trading Houseという訳され方をたまに見ますが、私の理解では、Trading業務は、商社のビジネスの一部であって全体ではありません

私の印象だと、商社を商社たらしめている求心力は「儲かればOK」という利益への貪欲さなのではないかと思います。
良い意味で、商社の人たちは、利益さえ出すことができれば、その過程にはこだわりがないように思います。

地場で力のある有力者を接待漬けにして、お仕事を発注いただき、その仕事を地元の業者に再委託して、自分はマージンを稼ぐといったアコギな商売でも、海外の投資案件を地道にDue Diligenceして、開発するといった国際的な事業であっても、要は「儲かるのか否か」の基準で仕事に取り組まれている姿勢を強く感じます。

「民間企業であれば利益を上げることを追求するのは当たり前でしょ」と思われるかもしれませんが、民間企業であっても、それなりの規模になりそれなりの歴史があると、「社会に貢献する」とかのような崇高な経営理念などが唱えられるようになり、臆面もなく「利益が上がっているから、これでよいのです」と主張できる企業は少ないように思います。

特に、最近はESGがはやっておりますので、なおさらですね。


株主の観点での商社

商社は、高配当株として有名です。
また、資源関連に投資している企業が多いため、資源価格が上昇時には株価が上昇し、今回のコロナショックのような資源価格が下落時には、特損を臆面もなくだし、株価が下落します。

ただ、前述したとおり、商社は投資事業だけでなく、仲介業務で小銭を稼ぐトレーディング事業も行っております。ですので、資源価格が下落した時であっても、(会計上の)特損は出しますが、株価の変動にはそれほど一喜一憂する必要は無いと思います。
世界的な観点では、世界人口は2100年頃までは、増加傾向でしょうし、短期的観点でも、インドが人口ボーナス期にはいっておりますから、資源価格は上昇する蓋然性の方が高いのではないでしょうか。

その意味では、今は、商社株へ投資するにあたっては、案外、投資妙味がある時期のような気もします。

商社株の投資のやめ時

高配当目的での商社株の保有は、現時点の判断としては、私はありだと思います。
ただ、未来永劫、商社が安泰だとは思いませんでして、ずばり、商社株への投資のやめ時は、商社の就職rランキングが低迷した時、だと考えています。

やはり、商社の利益の源泉は、ヒト、だと思います
優秀な人材を商社がひきつけることができなくなった時、それが、商社株への投資の引き際を考えるタイミングなのかもしれません。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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