033_COVID-19により改めて見えてきたもの①_今後の生活には柔軟性が必要

2020年5月1日金曜日

09_COVID-19

t f B! P L
おはようございます。らーくです。

昨日のマーケットは、
日経平均 約2.1%の上昇
TOPIX 約1.0%の上昇
東証REIT 約0.8%の上昇でした。

日経平均は、終値ベースでは、3/6以来の20,000円台の回復でした。
アメリカでCOVID-19の治験で、良好な結果を得た、というニュースで欧米株が上昇した流れを受けて、なかなか抜けないと思えていた、20,000円台を飛び越えていった印象です。
ただ、冷静になると、日本は、5/7以降も緊急事態宣言の延長がされそうですし、19年度の決算発表は軒並み減益、20年度の収益見通しは未定、とする企業が多く、今後、大きく上昇していくというよりは、小刻みに方向性を探っていくようになるのでしょうか。

閑話休題、今後しばらくは、COVID-19によりみえてきたもの/考えたことについて、しばらく綴ろうと思います。
COVID-19は、私が生きてきた時代の中でも、かなり重要なイベントの一つです。重要なイベントの定義は、将来、おそらく歴史の教科書に載るだろうな、と思うくらい、社会に影響を与えたかいなかです。
具体的には、下記だと思います。
1995年 阪神淡路大震災
1996年 地下鉄サリン事件
2001年 3・11世界同時多発テロ
2008年 リーマンショック
2011年 東日本大震災
2020年 コロナショック COVID-19のパンデミック

上記のイベントが生じた際、それなりに生活の中で思うこともあったのですが、平常時になると過去の記憶は風化していくものです。
2011年の時は、放射脳の人たちが、「もう東京に人は住めない」とひたすら恐怖をあおっていたことを思い出します。人間は良くも悪くも忘れていく生き物ですので、仕方がないのですが、その当時、リアルタイムで自分がどう感じていたのか、という気持ちを記録として残しておくために、しばらく、COVID-19によりみえてきたもの/考えたことについて記していこうと思います。

不要不急の仕事が多かった

今回、改めて、仕事について考えることが多かったです。
不要不急の仕事は先延ばししましょう、という流れになりました。
私自身、xx部長の表敬訪問対応、といったセレモニー的な業務がなくなり、純粋に本業にのみ集中できたのは良かったと思います。
国際会議や展示会のイベントなども不要不急、と分類されてしまいましたので、そのあたりの業務に従事していた人たちは、「自分たちの仕事は不要不急だったのだ」と改めて感じたことでしょう。(個人的には、国際会議や展示会などは、確かに不要不急には分類されるけれども、企業の方針をアピールするなど、それなりに意味のある仕事だとは思っています。ただ、「非常時には無理して開催する必要ないよね」という仕事なのかと。平常時であれば、むしろ重要な仕事だと思います。)

オンライン化の進展

私の会社は、東京にあるので、今年はオリンピックに向けて、テレワークの推進に取り組んでいました。実際4年ほど前からテレワークの制度ができ、2019年度からはテレワーク推進週間なるものが不定期に開催され、「職場の半分の人がテレワークしてください」、みたいな通知がでてました。
そのような背景あったので、今回のCOVID-19の感染が拡大してからは、比較的、スムーズにテレワークに移行できたと思います。やはり平常時の「備え」は大事ですね。
私は、3月は週の半分ほどをテレワーク、4月は出社したのは1日だけ、それ以外はすべてテレワークで勤務でした。

テレワークだけでなく、オンライン授業、オンライン診療、オンライン株主総会、と社会にどんどん浸透してきていますので、このままオンライン選挙まで解禁してほしいなあという気持ちがあります。
その意味では、COVID-19は、社会全体の生産性を高める契機だった、と後世には評価されるかもしれません。

かつては、対面でしかできない業務だったものが、近年のテクノロジーの進展に伴い、オンラインでも対応可能な分野が増えてきていることに多くの人が気づいたと思います。
もう、10年以上前から、Web会議やテレビ会議などはありましたが、企業のインフラ環境が整った部屋でのみ開催できるみたいなものが多かったですが、今はZoomやTeamsなど、個人の端末からアクセスできるものが増えた、というのが大きな違いです。
もちろん、Web会議と対面の会議では、得られる情報量に差があるのは事実ですが、多くの場合、Web会議で十分である、ということも気づけたのではないでしょうか。
今までは、惰性で出社していただけなのかもしれません。

一番重要なことは、状況に合わせて自身を変化させる柔軟性

今回のCOVID-19で一番重要だと感じたことは、自身に柔軟性があるかいなか、だと思います。
週1回程度の任意のテレワークから週5回の強制テレワークになった時に、戸惑いがあったのも事実です。ただ、自分は「自分の業務のアウトプットの質を向上させるのだ」と集中することで、それなりにパフォーマンスは出せていると思います。

今回、飲食店は軒並み苦境に陥っていますが、変化に柔軟に対応している店舗もあります。テイクアウトを開始したり、Webでテイクアウトの集客をしたりなどですね。単に、「お客様が全然来ません。政府が保障しろ。ガー!」とだけ言っているスタンスとは真逆です。
1年前に、「感染症が流行する」と予想していた人などはほぼいないでしょう。むしろ「2020年は東京オリンピックの年で、インバウンドが増加する」と考えていた人が太宗でしょう。それが、「東京オリンピックは延期され、海外からの入国者は大半が入国拒否」という現実です。

よく、雑誌などで「10年後に食える仕事」などが特集されますが、10年後はおろか、1年後の未来さえ、予想することは難しいのです。

いくら情報収集しても、いくら考えても、未来の予想の精度はあがらないと思います(方向性はわかるかもしれません。ただ、今年は日本はインバウンドが重要となる と考えていた人が多いでしょうから、場合によっては、方向性すら思いっきり真逆になる、という事実も認識すべきではあります。)。
「未来を予想して、シナリオを決め打ちして、だからxxの業務に取り組む/従事する」 というアプローチではなく、「自分の専門領域をもちながらも、周りの環境や状況に合わせて、最適な働き方を調整する」といったアプローチがより現実的なのだ、と感じました。

私自身、以前から在宅勤務がしやすいように、自宅の業務環境を整えていました(例:24インチのディスプレイを2つ。会社で使用するものと同じ型式のキーボードとマウスを自宅にも設置)が、それが非常に業務効率の向上に効果的でした。また、以前は、平日はほぼ外食Onlyでしたが、在宅勤務メインになってからは、自炊を開始し、ほぼ毎食自炊して、より健康的になりました。
このようなマインドを今後も持ち続けたいと思います。

たぶんつづく

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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