昨日のマーケットは、
日経平均 約0.2%の下落
TOPIX 約0.2%の下落
東証REIT 約0.3%の上昇でした。
株式は、5日ぶりに反落でした。ただ、意外に底堅いという印象も受けます。
大阪・京都・兵庫の緊急事態宣言が解除されましたし、今後、徐々に経済活動再開の流れが加速していくのでしょう。
しかしながら、吉村知事のリーダーシップは、今回のCOVID-19で目を見張るものがあります。今後、首都圏と関西圏で切磋琢磨していけるようになれば、日本にとってもよいことだと思います。
閑話休題、本日も、COVID-19によりみえてきたもの/考えたことについて、綴ろうと思います。
本日も在宅勤務についてです。
強制全員在宅勤務
今まで、なんとなしに在宅勤務と記載してきましたが、下記の二つでは、社員の観点では、大きく異なります。①希望者のみ在宅勤務
②強制的に全員在宅勤務
何が異なるのか
①の場合ですと、出社勤務も社員は選択できます。先日のブログに記した通り、ご自宅が快適な執務環境ではない人は一定数いるでしょうから、選択の問題として、出社する社員は一定数存在すると思います。
そうなると、次に問題が出てくるのは社員の評価です。
理想的な世界では、出社の有無にかかわらず、社員のアウトプット/パフォーマンスだけで評価されるべきですが、現実的には、「xxさんは、毎朝早くから夜遅くまで頑張っているから、(アウトプットはいまいちなんだけど)もうそろそろ昇格させてあげよう」という評価をくだすような管理職は(特に日本の大企業では)一定数いると思われます。
COVID-19の感染が収束後のオフィスは
今回のCOVID-19では、強制全員在宅勤務という、ある意味公平な運用となった会社が多かったように思います。こうなると、朝早くから夜遅くまで頑張っているふりをするサラリーマンは、パフォーマンスを発揮できませんが、仕方がありません。なにしろ、出社が禁じられているのですから。
一方、COVID-19の感染が収束すると、朝早くから夜遅くまで頑張っているふりをするサラリーマンは、再び出社する道を選択されるだろうと思います。
私は、先日のブログで、「オフィス需要は縮小はするだろうがなくならない」という予想を記入しましたが、それには、このような人たちが一定数は今後も存在するだろう、と予想していることも理由の一つです。
たぶんつづく