昨日のマーケットは、
日経平均 約0.2%の下落
TOPIX 約0.9%の下落
東証REIT 約2.0%の上昇
東証REIT 約2.0%の上昇
でした。
さすがに、株式マーケットは一休みという形で反落しましたが、週間では、日経平均が約1500円上昇しており、さすがにここまでの急騰を予測していた人は1週間前までにはすくなかったのではないでしょうか。
また、東証REIT指数も1700台を久しぶりに回復しましたし、徐々にマーケットは落ち着きが戻り、正常運転になろうとしているのではないでしょうか。
最近、気がかりなのは、東京のCOVID-19が徐々に上昇してきていることです。29日は22名の感染者となっております。院内感染の内訳等がまだわからないのですが、やはりCOVID-19への対応は長期戦になりそうです。
ただ、個人的には、感染者数が増えようとも、重症患者数がUnder Controlでありさえすれば、COVID-19はそれほど恐れる病気ではないと思うため、経済活動再開のステップは着実に進めていってほしいと考えています。
閑話休題、前回の世界的パンデミックであった2009年の新型インフルエンザについて、自分の記憶と思うところを綴ろうと思います。
もはや忘れてしまった
2009年ですから、私は社会人3年目です。でも、記憶はかなり怪しいです。今、Webで情報収集すると、「結果2000万人くらい日本人も罹患し、マスコミも騒がなくなって、騒ぎは終了した」みたいに書かれています。
当時の記憶としても、当初は「感染者確認!」みたいな見出しが躍っていたのをうっすら覚えていますが、なんか、致死率とかも通常のインフルエンザと変わらないから、日常生活が継続していた、という記憶になっています。
むしろ、当時はリーマンショックの後遺症で不況でしたから、そちらの印象の方が強いです。
BCP(の作成)が流行した
しかし、確か、2009年の新型インフルエンザの流行により、「地震や感染症などのリスクに備えて、BCPを作成しましょう」という社会の機運が高まった、と記憶しております。
その意味では、社会に与えた影響は大きかったとも言えます。
今回のCOVID-19は10年後にはどう覚えられているか
今回は、約2か月間の外出自粛を求められたので、2009年の新型インフルエンザよりは記憶に残っている自信があります。
しかし、結局、致死率は大したことなかったので、「なんであの時、大騒ぎしちゃったのだろう」という記憶かもしれません。
もしくは、オンライン化が進む契機となった、良いイベントとして記憶されているかもしれません。
今後、大不況となり、コロナショックとして1929年に発生した大恐慌のように未来永劫語られるのかもしれません。
今後、大不況となり、コロナショックとして1929年に発生した大恐慌のように未来永劫語られるのかもしれません。
東日本大震災の後の原発の水蒸気爆発が生じた後は、「もうすぐ東京に人は住めなくなる」みたいな報道もありましたが、約10年経った今、東京への人口流入はむしろ進んでいます。