昨日のマーケットは、
日経平均 約1.7%の下落
TOPIX 約1.9%の下落
東証REIT 約1.1%の下落でした。
3指数とも3日続落でした。
前場は下げ渋っているように見えたのですが、後場には節目となる日経平均20,000円を割り込みました。
各国の経済がまだまだ本格再開には程遠い、という風に投資家が改めて認識したのかもしれません。
閑話休題、本日も、COVID-19によりみえてきたもの/考えたことについて、綴ろうと思います。
前回に引き続き、在宅勤務関連について考えたことを記します。
自宅に業務スペースを確保する人が増加するだろう
先日のブログに書きましたが、今後、リモートワークは社会に定着すると思います。今後は、感染症流行時に備えて(感染症流行時には、コワーキングスペースの活用が難しいですから)自宅に業務スペースを確保する流れができると思います。
要は、机とオフィスチェア、ディスプレイ・キーボードなどを購入して、自宅のどこかのスペースに設置するのではないか、ということですね。
月に1回程度リモートワークする程度なら、ノートパソコン1台で構わない、という人が多いかもしれませんが、週に2回以上リモートワークする、という頻度になると、やはり、それなりの環境整備をする人が増えるのではないでしょうか。
在宅勤務の頻度はどれくらいになるか?
感染症流行時に備えて、今後は、「原則在宅勤務を推奨しますが、出社せざるを得ない場合でも、A班とB班に分けて出社」という流れができるかもしれません。そうなると、理論的には、在宅勤務の頻度は 2.5回/週 に収斂するのかもしれません。
もしくは、労働者の方で、「原則、毎日在宅勤務」を希望する人と「原則、毎日、出社して勤務」を希望する人、といったように、二極化してくるのかもしれません。
後者の人は、昔ながらの仕事のやり方を変えられない中高年が多そうですが、新入社員なども、何らかの特殊スキルがない人が、完全リモートワークでパフォーマンスを発揮するのは難しそうですので、「入社してxxか月は在宅勤務は原則してはいけない。先輩から教育を受けること」みたいなルールを作る企業が多いのかもしれません。
また、単純に、既に不動産を都心部に購入しており、自分専用の部屋やスペースがないお父さんは、在宅勤務にすると十分な環境確保ができないため、コワーキングスペースでのリモートワーク、もしくは出社しての勤務を希望するのかもしれません。
やはり、不動産を購入すると、生活の柔軟性はいくぶん低下するように思います。
たぶんつづく