044_COVID-19により改めて見えてきたもの⑩_接待文化は復活するのか

2020年5月13日水曜日

09_COVID-19

t f B! P L
おはようございます。らーくです。

昨日のマーケットは、
日経平均 約0.1%の下落
TOPIX 約0.3%の下落
東証REIT 約2.2%の下落でした。

先週末から続く上昇が一服した印象です。
ここからより強く上昇していくためには、何か好材料が必要なのでしょう。

閑話休題、本日も、COVID-19によりみえてきたもの/考えたことについて、綴ろうと思います。

接待文化は復活するか

最近は、ポストコロナ/アフターコロナという切り口での論考を見る機会が増えました。
今後の世の中の趨勢をどう予想するか、ということですね。
私も、意見を書いてみようと思います。

私は、キャリア上、営業の経験が長いのですが、それこそ接待文化は、日本のビジネスの商慣習として根付いていることを実感しています。
しかしながら、今回のCOVID-19の流行により、接待文化は著しく衰退するのではないか、と思います。
やはり、飛沫による感染が今回の流行に一役買ったということですから、緊急事態宣言期間が終了しても、日本の特に大企業であれば、「しばらくの間、社外の方との会食は禁止」みたいな通知が出されると思います。

オンライン接待が流行するのか

対面での会食が無理ならオンラインで、ということでオンライン接待が復活するのか、と頭の体操をしてみましたが、多分流行しない、と思われます。
同じ空間を共有するからこそ、価値がある、という活動があります。
例えば、ライブハウスで演奏を聴く、東京ドームで野球を観戦する、高級料理店で会食する、とかですね。
それは、その空間の雰囲気を含めて、消費しに行っているというわけです。
別に音楽は、部屋でCD聞けばよいし、野球もテレビで見ればよいし、料理もテイクアウトすればよいわけで、代替手段はいくらでもあるのですが、日常と異なる空間を味わうために、人々は追加でお金を払うのです。

接待についても、同様の感覚が私にはあります。
本音を言えば、社外の人とお酒を飲んでごはんを食べるよりも、早く家に帰ってゆっくりしたい、と思う時の方が多いです。
社外のお客様とはどこまで行ってもビジネス上の関係ですから、利害関係が完全に一致することは稀でしょう。そのため、会話にも気を遣いますし。

ただ、そのような面倒くささ以上に、接待を通じて得られる情報や一緒の時間を過ごして仲良くなれた感が重要だ、と感じる人が多いから接待文化が続いているのだと思います。
これは、限られたメンバーで限られた空間を共有するからこそできる情報交換なわけで、オンライン接待となると、どうしても、この「限られた」感の演出が薄くなり、ひいては本音ベースでの情報交換がしにくくなると思われます。
そうなると、わざわざ貴重な自分の時間を割いてまで行う価値がない、という判断になると思います。

個人的に仲の良い人たちと行うオンライン飲み会は、それこそ電話やLineの代替手段として、一定のニーズはありそうですが、ビジネス上のオンライン接待は流行しないだろうな、と現時点では考えています。

たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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