197_優待投資家の憂鬱_外食業界の苦境

2020年10月20日火曜日

08_株主優待

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。


昨日のマーケットは、
日経平均 約1.1%の上昇
TOPIX 約1.3%の上昇
東証REIT 約0.5%の上昇でした。

薄商いの中、力強い上昇でした。
今週も日経平均23500円を挟んだ攻防となるのでしょうか。

閑話休題、本日は、私がとあるブログ記事で見かけた優待投資家の憂鬱について私の考えを綴ろうと思います。




私の株主優待についての考え

私は、過去の記事にも書きましたが、株主優待については、それほどネガティブな感情はもっておりません。

もちろん、「株主優待」に釣られてその株式を保有することは本末転倒であり、お勧めはしません。
ただ、たまたま購入した個別株に株主優待があり、本業と関連のある商品やサービスを提供するような形の株主優待であれば、まあ、それほど目くじらを立てることもないのではないか、と思っています。

私の場合は、ハウス食品や味の素、ダスキン、などの優待は楽しんで活用しております。

優待だけで生活を回すことには憧れませんが、優待がある生活はそれほど悪いものではないと思っています。


とある優待投資家の告白

先日、とある優待投資家のブログを読んでいたのですが、その方が書いていた記載が印象に残りました。
その優待投資家は、主に外食の優待を目当てに外食各社の株を保有されているのですが、
  • 株価を見ると心が折れそうになるので、株価は見ないようにしています
というようなことを書かれていました。

昨日のブログに書きましたが、新型コロナの影響で、外食各社は軒並み苦境です。
株価も昨年末比10%~30%下落しています。
同時期の日経平均が1%の下落ですから、出遅れ感は否めませんし、さらに悪いことには、今後、外食業界は新型コロナ以前の状況には戻れないかもしれないということです。

下手したら、大手であっても倒産する可能性がでてくるでしょう。
もし、外食大手の株を保有されている方は、各社の財務諸表の手元流動性などはしっかりと確認しておくべきだと思います。

JALですら、キャッシュが不足すれば倒産したのですから、いわんや、、、、


そもそも外食の動機として「お得だから」は満足度を高めるのか

私は、在宅勤務が増えてからは外食の機会は減りましたが、今でもそれなりの頻度で外食をします。
土日のランチは、天気が良ければ外食することが多いです。

それはなぜかというと、単純に
  • 家庭では食べることのできない美味しい料理を食べたい
という動機があるからです。

例えば、しっかりと作りこんだラーメンなどは、やはり家庭で味を再現することは難しいですし、お寿司なども職人の握りたてを食べる時は格別の満足感を得られます。


思うに、外食をする際には、
  • お得だから、xxxのお店で食べる
という考えでいるよりも
  • 自分が、zzzの料理を食べたいから、xxxのお店に行く
という考えの方が満足度は高いでしょう。


例えば、吉野家の牛丼が好きで、毎日牛丼を食べてもよいと思っている方が、吉野家の株を保有し、優待で食事することはその投資家の生活の満足度を高めると思います。
一方、吉野家の牛丼はそれほど好きでもない投資家が吉野家の株を保有し、優待で牛丼を食べることは、はたしてその投資家の生活の満足度を上げているのでしょうか。
はなはだ疑問です。

生活の満足度を高めるためには、判断基準を
  • お得かどうか
ではなく
  • 自分が望んでいるものを手に入れられるかどうか
に焦点を当てるべきかと思います。



たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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