おはようございます。ら~くです。
本日は、三菱重工のスペースジェットの事業凍結報道について私の考えを綴ろうと思います。なんというか、「やっぱりか」と思われた方も多かったのではないでしょうか。
- 会社として発表したものではない
- 様々な可能性を検討しているのは事実だが、開発の凍結を決定した事実はありません
- 10月30日公表の第二四半期決算と合わせて、スペースジェット事業も含めた当社グループの次期事業計画についてはお知らせする
と、報道の内容自体は、公式に否定されています。
要は、まだ意思決定はされていない、ということなのでしょうね。
日経や共同通信は飛ばし記事が多いので注意が必要です。
たしか、数年前の日経には、「キリンとサントリーが合併」みたいな記事もありましたしね。
株価の反応は?
23日の三菱重工の株価は大幅に上昇しました。(6.56%の上昇)投資家目線では、スペースジェットの事業凍結は、ポジティブに受け止められた、ということでしょう。
私見
私は、実は、コロナショックの前に三菱重工の株を保有しておりまして、絶賛含み損中ですw買付した時は、過去5年の株価の推移をみて、4000くらいならまあ合理的な価格かな、と思って保有しておりますが、現在2370ですw
個別株のボラティリティの高さを身に染みて感じています。
なので、私の意見は株主の観点よりの意見ですが、「スペースジェットの事業化は凍結すべし」と思います。
新型コロナについては、欧米で再拡大していますし、航空需要がいつ回復するのかはかなりの不確実性があります。
事業性という観点だけからだと、正直かなり厳しいでしょう。
もちろん、国を巻き込んだプロジェクトだっただけに事業凍結、という意思決定は非常に重いことは認識しますが、逆に新型コロナのおかげでそのような意思決定がしやすい状況なのかもしれません。
今回のパンデミックは、文字通り未曽有の危機ですから、スペースジェットに限らず、「やめたくてもしがらみが多くてやめることのできなかったプロジェクト」を見直す契機となれば、案外、世界の生産性は向上するのかもしれません。
たぶんつづく
今回のパンデミックは、文字通り未曽有の危機ですから、スペースジェットに限らず、「やめたくてもしがらみが多くてやめることのできなかったプロジェクト」を見直す契機となれば、案外、世界の生産性は向上するのかもしれません。
たぶんつづく
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