202_三菱重工[7011]の小型ジェット旅客機「スペースジェット(旧MRJ)」の事業凍結報道に思う

2020年10月25日日曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

本日は、三菱重工のスペースジェットの事業凍結報道について私の考えを綴ろうと思います。




三菱重工[7011]のスペースジェット事業凍結?

10月22日の、共同通信の報道が一番最初だったように思います。

なんというか、「やっぱりか」と思われた方も多かったのではないでしょうか。


飛ばし記事か?

ただ、翌日の三菱重工のプレスによると
  • 会社として発表したものではない
  • 様々な可能性を検討しているのは事実だが、開発の凍結を決定した事実はありません
  • 10月30日公表の第二四半期決算と合わせて、スペースジェット事業も含めた当社グループの次期事業計画についてはお知らせする
と、報道の内容自体は、公式に否定されています。

要は、まだ意思決定はされていない、ということなのでしょうね。

日経や共同通信は飛ばし記事が多いので注意が必要です。
たしか、数年前の日経には、「キリンとサントリーが合併」みたいな記事もありましたしね。

株価の反応は?

23日の三菱重工の株価は大幅に上昇しました。(6.56%の上昇)
投資家目線では、スペースジェットの事業凍結は、ポジティブに受け止められた、ということでしょう。

私見

私は、実は、コロナショックの前に三菱重工の株を保有しておりまして、絶賛含み損中ですw
買付した時は、過去5年の株価の推移をみて、4000くらいならまあ合理的な価格かな、と思って保有しておりますが、現在2370ですw

個別株のボラティリティの高さを身に染みて感じています。

なので、私の意見は株主の観点よりの意見ですが、「スペースジェットの事業化は凍結すべし」と思います。

新型コロナについては、欧米で再拡大していますし、航空需要がいつ回復するのかはかなりの不確実性があります。
事業性という観点だけからだと、正直かなり厳しいでしょう。
もちろん、国を巻き込んだプロジェクトだっただけに事業凍結、という意思決定は非常に重いことは認識しますが、逆に新型コロナのおかげでそのような意思決定がしやすい状況なのかもしれません。

今回のパンデミックは、文字通り未曽有の危機ですから、スペースジェットに限らず、「やめたくてもしがらみが多くてやめることのできなかったプロジェクト」を見直す契機となれば、案外、世界の生産性は向上するのかもしれません。

たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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