184_住宅ローン完済年齢 平均73歳報道について思うこと

2020年10月6日火曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

昨日のマーケットは、
日経平均 約1.2%の上昇
TOPIX 約1.7%の上昇
東証REIT 約1.4%の上昇でした。

先週末のトランプ大統領新型コロナ感染という報道に伴い下落した値を取り戻す形となりました。
トランプ大統領の容体はそれほど深刻ではなさそうですからね。

閑話休題、本日は、住宅ローン完済年齢に関する報道について思うことを綴ろうと思います。



日経新聞の記事

日経新聞の記事はこちらです。

なんというか、73歳までローンを抱えることにためらわない方が多いのですね。
平均年齢が73歳ですから、もっと高齢になるまでローンを組んでいる方もそれなりにいるのでしょう。


所感

記事では、
  • 2000年時点では平均68.3歳
  • 2020年では、73歳と20年間で5歳上昇した
と、この20年間で5歳上昇した、という事実に焦点を当てている記事ですが、私はそれとは異なる観点で考えました。

持家信仰の根深さ

私は、過去の記事で、どちらかといえば賃貸派と表明していますが、別に持家そのものを否定はしていません。
「無理なく」買える範囲であれば、当人の置かれたライフスタイルや生活環境によっては、持家が一番快適な選択肢となることもあると思います。

ただ、どういう状況であれ、持家は「無理して」買うものではなく、「無理なく」買える範囲で買うべきだと思います。

私の感覚では、60歳を超える住宅ローンを組まないと購入できない物件は、そもそも分不相応(「無理して」購入する物件)だと思います。
銀行は、可能な限り多くの住宅ローンを借りてほしいという動機がありますから、「無理して」買える範囲ぎりぎりのローンを薦めてきますが、一度、冷静になって考えた方が良いでしょう。

今回の日経の記事を読んで感じたのは、日本人に根付いている持家信仰の根深さです。
多くの日本人にとっては、「家はいつか買うもの」で「みんなが70歳過ぎまでローンを組んでいるからそれくらいまで組んでも大丈夫」と考える人が多いのでしょう。

持家信仰が強固な分、プレミアムが物件価格には乗っていると考えた方が良いでしょう。(需給上、購入したいと思う人が多いほど、価格は上昇する)

かつては、自動車が若者の憧れの対象だった時代がありましたが、今は、「若者のクルマ離れ」ということが言われて久しいです。
そのうち、「働く世代の持家離れ」などが言われるようになる時代がくるのでしょうか。
そうなったときは、物件の価格が適切になっているように思います。



たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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