おはようございます。ら~くです。
昨日のマーケットは、
日経平均 約0.5%の下落
TOPIX 約0.4%の下落
東証REIT 約1.7%の下落でした。
7日は、米国市場が休場だからか、様子眺めモードで、商いが薄かったですね。
閑話休題、本日は、株式投資中毒について私の考えを綴ろうと思います。
株式投資は投機とは異なりますので、私の区分では、株式投資はギャンブルではありません。
ギャンブル自体は悪ではない
もう一つ、私の立場を明らかにさせていただきますが、私はギャンブルそのものが悪いとは思っていません。各人のリスク許容範囲内で楽しめているのであれば、それは当然、社会的に許容されるべきだと思います。
私は、ごくたまに競馬をやるのですが、気分転換を兼ねて、競馬場を行くこと自体は割と気分が良いモノです。
ギャンブルが悪いのではなくて、ギャンブル中毒/依存症 となる状態の人が起こす行動が問題です。
ですので、憎むべきは、ギャンブルではなくて、中毒/依存症 であるべき、というのが私の考えです。
株式投資にも中毒/依存症はあるだろう
ギャンブルの依存症は、社会的にも問題として認知されていますし、ギャンブル依存症の方の更生施設・教育のようなものもあります。一方、それと比較すると、株式投資依存症については、社会の認知度が低いように思います。
- 投資は自己責任
という言葉の通りで、株式投資で悪い結果となったとしても、それは投資家本人の責任です。
ただ、この言葉があるゆえに、株式投資依存症で苦しんでいる方が見つかりにくくなっているのではないか、という懸念があります。
株式投資中毒/依存症ではないかを見分ける質問
依存症の方は、えてして、自分が依存症であることを認めたがらない傾向があります。アルコール依存症の方などはその典型ですね。
ですので、株式投資依存症のような傾向が出ている人でも、投資家本人が自ら気づくのは難しいように思います。
定性的には、
- 平日の勤務中に、保有銘柄の株価が気になって、仕事に集中できない時がある
- 常にポジションを張っていないと、気分が落ち着かない
というような表現はできる気がしますが、
- 私は、日中は仕事には集中できている
- 自分のリスク許容範囲内のポジションしか張っていない
など、それっぽい反論もできてしまいます。
ですので、個人投資家の方が、自分自身が株式投資中毒/依存症になっていないかになっていないかを見分ける質問は実は難しいものだと思います。
唯一、見分けることのできる質問は、下記の一つではないかと思います。
- 信用取引やレバレッジ型ETFなどを利用していますか
上記質問に対する回答がYesであるならば、「自分は株式投資依存症/中毒かもしれない」と疑った方が良いかもしれません。
もちろん、個人投資家であっても、十分な運用資産があり、投資家が取れるリスク許容範囲内で信用取引やレバレッジ型ETFをご利用されている分には問題ありませんが、フルインベストメントポジションで、「現物+信用の2階建てで、ある銘柄に集中投資する」みたいな行動をとっていたら、ほぼ確実に依存症/中毒の症状だと思います。
私は、株式投資を始めてまだ5年弱の経験しかありませんが、現物株のボラティリティもそれなりに高いと感じています。
「現物株のボラティリティでは刺激が足りない」、という方は、もしかしたら依存症になりかけの状態かもしれません。
たぶんつづく
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