本日は、表計算ソフトでの数値集計について私の考えを綴ろうと思います。
Excelで資産の集計
今だと、Money forwardなどのクラウドサービスで、資産運用額を管理されている方が多いと思います。アラフォーサラリーマンの習性なのか、私は、Excelで集計しています。
やはり、仕事でもExcelをよく使いますし、自分にとって心地よい形でデータを加工するのはExcelが一番楽なので、ついついExcelでの集計を続けています。
表の数値の羅列を見ることが楽しい
これは、私だけの感覚かもしれませんが、私は表計算ソフトの数値の羅列を見ていると、楽しくなります。資産運用の実績表だけでなく
- 購入候補の自動車のスペックの比較表
- 引っ越し先候補の賃貸物件の主要項目比較表
なども、自分でExcelにデータを打ち込んで、眺めていることが多いです。
なんというか、数値だけにすると、余計なものをそぎ落とした、という感覚がでてきて、頭がクリアになる気がするのです。
数値で比較することにより、冷静になれる
上述のメリットに加えて、エクセルで比較表を作成すると、自分の感情に負けない、というか、論理的な考え方ができるような気がします。
例えば、ある物件や銘柄が割高か割安かを判断するには、絶対的な値や直観も重要ですが、類似物件・銘柄との比較の観点も重要です。
人間、なにがしかの意思決定をする時には、興奮状態になっている方も多いでしょうから、一度、数値だけを見て心を落ち着かせる、というステップをいれると、良い意思決定ができるような気がします。
数値に落とし込めないものもある
数値という形になっていれば、容易に比較可能ですが、そもそも「幸福度」とか「満足度」といった、個人の主観に関わるものは、数値に落とし込むことができません。自動車購入の例だと、「エクステリアデザインのかっこよさ」や「インテリアの快適性」なども数値化はできません。
また、例えば先ほどの引っ越し先候補の賃貸物件の比較表を作成したところで、「隣人の民度」といった、その地域に住む上では非常に重要な要素を数値化することも難しいでしょう。(この場合だと、「人口当たりの犯罪発生件数」など、別の指標の数値を代替として活用することを考えるでしょうが)
ですので、数値に落とし込めない要素にも気を配りながら、様々な物事を比較していきたいと思います。
資産運用は、数値での評価がすべて
仕事には、「実入りは少なかったけど、貴重な経験ができた」というような満足感という評価項目があります。一方、資産運用には、「大損したが有意義な投資だった」というような投資は、原則、ありません。資産運用はお金を増やすことが目的ですから当たり前ですよね。
私は、今後も、Excelで数値を集計しながら、
- リスク資産/無リスク資産の割合は適切か
- アセットアロケーションは理想の状態から乖離しすぎていないか
- 今後、どのような投資行動をとると、PFの最適化が図れるのか
というようなことを冷静に考え続けていきたいと思います。
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