おはようございます。ら~くです。
昨日のマーケットは、
日経平均 約1.1%の下落
TOPIX 約0.9%の下落昇
東証REIT 約0.7%の下落でした。
前日の米国株が急落しました[ダウ2.7%の下落、ナスダック5.0%の下落]から、もう少し大きな下げになるかと思いましたが、日本の株式マーケットは、割と底堅かったように思います。
単純に日本株は、米国株ほどまだ急騰局面を迎えていないだけだからかもしれませんが。
閑話休題、本日は、サラリーマンの気づきにくいリスクについて私の考えを綴ろうと思います。
サラリーマンは会社という大船に乗っている
サラリーマンをしていますと、毎月、決まった日に給料が振り込まれてきます。特に、ある程度の規模以上の正社員であれば、それなりの額をいただけますし、セクハラやパワハラなどで懲戒処分を受けないように注意している限り、割と安泰な人生だと感じます。
有価証券でいえば、株式ではなく、債券という位置づけとして、サラリーマンの人的資本を金額換算するのが正しいように思います。
ただ、このように安泰な立場に見えるサラリーマンですが、勤務している会社にリスクを過度に預けすぎている状況になっている方が多いことには注意が必要です。
山一証券しかり、JALしかりですが、「この会社は倒産しないだろう」と思われている会社が、倒産することもあります。
業績が好調な時は心配ないでしょうが、急に業績が悪化することもあります。最近の例で言えば、神戸製鋼や東芝ですかね。
洋の東西を問わず、不祥事は起きる時は起きるものです。
「自分の勤めている会社は絶対につぶれない」という考えは、リスク分散の観点から望ましくありません。
勤めている会社とも適切な距離感を取っていることが必要です。
勤めている会社との適切な距離感を取るためには、個人としては大きく分けて2つの対策があるように思います。
対策①:ポータブルスキルを向上
ある会社に長く勤めていると、知らず知らずのうちに、企業特殊的スキルをみにつけてしまっています。もちろん、頻繁な転職はお薦めはしませんが、「転職しようと思えば転職できる」程度のスキルは身に着けておくべきだと思います。
会社の社内政治にだけ力を入れているサラリーマンは、社外では全く使い物になりません。
転職エージェントに登録して、最低限、自分のスキルの棚卸と今後関わっていきたい分野などは明確にしておくべきでしょう。
対策②:資産運用を行う
私のように、アラフォーまで勤めていれば、ぜいたくをしなければ、知らず知らずのうちにそれなりの貯蓄額がたまっていた、という状態の方も多いでしょう。そのような状態になっているのであれば、各人のリスク許容範囲の中で、株式投資をされることをお薦めします。
給与以外に収入がある、という状況は、サラリーマンしかしていない方にとっては、案外、うれしいものです。
運用資産が1000万円を超えてくると、自然に配当収入も税引き後で20万円程度にはなりますので、決して小さな額ではありません。
私のように、株式投資が趣味になってくる方もいらっしゃるでしょう。
注意点:本業をおろそかにしない
Webの情報だけを見ていると、- サラリーマンはオワコン。会社に搾取されているだけ
- 独立して、(情報商材屋として)、自由な生活を手に入れよう
という煽り文句をよく見ますが、私の考えは違います。
- なんだかんだ言って、大企業のアラフォーサラリーマンは恵まれている
- この既得権の即座の放棄はもったいない
- 60歳まで勤める必要はないが、40代くらいまでは、この立場を最大限活用し、来るべきFIRE/セミリタイアに向けた下準備の時期とする
やっぱり、額面年収で1000万円をこえる収入をいただける立場って恵まれていると思うのですよね。
社会保険料や税金やらで、300万円くらい控除されてしまいますが、それでも手元にはそれなりの金額が残ります。
額面年収1000万円を、年間労働時間を2000時間と想定して、時給換算すると5000円です。
大学時代、割の良い家庭教師のアルバイトをしていましたが、それでも時給は2000円台でしたから、今の給与水準については、やはり恵まれていると感じます。
私の場合、40歳くらいで課長に昇格できる可能性もまだありますので、ある程度の金融資産が築けるまでは、ゲームの一環として、社内出世ゲームにも参加する所存です。
その観点で、私は現時点では「副業を行い、収入の複線化を図る」という戦術は採用するつもりはありません。
やはり、本業に注力していませんと、優秀な会社の同僚たちから一歩抜きんでることは難しいからです。
いつかは、小舟の船長へ
このように、現状のサラリーマン人生に特に不満があるわけではない私ですが、サラリーマンをしていると、会社におんぶにだっこというか、自分の人生を会社に預けている部分が多すぎるということは変わりません。真の意味で、「自分の人生は自分で管理する」ということを目指すために、45歳くらいで、それなりの資産を築いた後で、次のステップに移りたい、と考えております。
- 会社という船を下船して、小舟で新たな航路へ出発する
というようなイメージです。
自分で全ての事柄について意思決定をする、という生活に憧れます。
たぶんつづく
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