227_バブル相場において、リバランスのタイミングは難しい

2020年11月26日木曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。


昨日のマーケットは、
日経平均 約0.5%の上昇
TOPIX 約0.3%の上昇
東証REIT 約0.2%の下落でした。

前日が大幅上昇だったにもかかわらず、さらに上値を追っていきました。
世の中、リスクオンの流れが続いていますね。

閑話休題、本日は、リバランスについて私の考えを綴ろうと思います。



リバランスは難しい

長期投資にとっては、「アセットアロケーションが重要で、適宜リバランスしましょう」みたいな言説をよく見かけますし、一般論としては私も同意します。

ただ、上記言説は
  • 言うが易し、行うが難し
というのが、私の投資家人生5年目での実感です。

特に難しいと感じるのは、下記の2点です:
  • どのくらいの乖離が生じたら実施すべきか
  • どのくらいの頻度で行うべきか


乖離の許容幅

リスク資産は、相場がある日は、常時、時価が変動します。
ですので、目標とするアセットアロケーションにぴったりと一致することはあり得ません。

ある程度の乖離の許容幅を投資家自身が決めておく必要がありますが、まず、この許容幅をどれくらいにしておくかが難しいです。

私は、各資産クラスのアセットアロケーションの前に、リスク資産と無リスク資産の目標比率を50:50に設定していますが、最近のバブル相場でリスク資産比率割合が55に近づいてきています。

以前は、「相場が好調になった場合は、リスク資産比率が60とかになったら、さすがに一部を売却してリバランスしようかな」くらいの考えでしたが、実際、55に近づいてくると、「もうそろそろ一部売却しても良いかな」という気になってきます。

リバランスの頻度

乖離の許容幅の中に納まっている内は、無理にリバランスを実施する必要は無いと思っています。
よく見るアドバイスでは、
  • ご自身の誕生日に、1年に1回の頻度でリバランスを行いましょう
みたいな言説はありますが、あまり頻度にはこだわる必要はないのではないか、と思っております。

ただ、今年の相場を経験すると、3月のコロナショックの時や、11月のコロナバブルの時に、リバランスに乗り出したくなる気持ちが生じてきます。

基本方針は、Buy & Hold と掲げていても、売買したくなってしまう、というのは人間の性なのかもしれません。

統計として、「頻繁な売買は投資リターンを下げる」という事実があることは肝に銘じている必要はあるとは思います。


投資哲学の確立・体得

この話題については、一般的な最適解というのは無いように感じています。
結局は、投資家自身にとって、「心地よい」と思えるマイルールを作って、粛々と実施していく、ということなのだと思います。

やはり、投資には、投資哲学というと大げさですがマイルールを確立・体得するためのそれなりの経験や投資経験は必要になるものなのだな、と感じます。



たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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