おはようございます。ら~くです。
日本でも、新型コロナの第三波の報道が目につくようになってきました。ただ、少なくとも、東京都民の行動を見ている限り、割と普通に都心部は混雑しているし、ショッピングモールも家族連れ多いし、ということで、新型コロナのある生活に慣れてきているようにも感じます。
今年の冬も、気楽な移動は憚られるような世間の雰囲気になるのでしょうか。
閑話休題、本日は、ブリヂストン[5108]の決算発表について私の考えを綴ろうと思います。
閑話休題、本日は、ブリヂストン[5108]の決算発表について私の考えを綴ろうと思います。
69年ぶりの赤字
11月12日の15時に決算発表があり、なんと2020年12月期は、連結最終損益が69年ぶりの赤字(600億円)という発表でした。69年ぶりですから、「私が産まれてからはずっと黒字を確保していたのか、リーマンショックの時も黒字だったんだ」とある意味、驚きの感想を持ちました。
自動車関連銘柄は軒並み上方修正の発表が多かったので、予想よりも悪い、と感じた投資家も多かったのではないでしょうか。
翌日の株価は、190円安となり3567円となりました。
率にしては、5.06%の下落です。
それなりに大きい下落のようにも感じますが、投資家の多くは、今期の業績が厳しいことはもともと見越していたということかもしれません。
体よく、特損など計上しているようにも見える
ただ、決算発表の内容をよく読むと、海外工場の減損損失や構造改革費用を計上しておりますので、表現は良くないですが、新型コロナを言い訳にして、今期で膿を出そうとしているようにも見えます。実際、フランスのベチューン工場の閉鎖を進める予定で、フランス政府とも交渉しているようです。
フランスは、社会主義的な要素が色濃い経済運営ですから、なかなか工場の閉鎖などは認めてくれないのですよね。
業績好調の際には、工場を閉鎖しようとしても難しいでしょうが、今回のように「未曽有の危機です」と主張できる状況の方が、交渉戦略上は優位に立つことができるでしょう。
なんというか、来期以降、ブリヂストンは力強く復活するのではないか、という期待があります。
ブリヂストンは高配当株としても人気がありますが、今回は減配が発表されたため、株価はさえないですが、ブリヂストンの持つ競争優位性は、今後も長期的に続くと私は思いますので、暫くは株主としてブリヂストンの業績を見守っていきたいと思います。
たぶんつづく
たぶんつづく
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