213_日本郵政グループ_上場から5年で株価は半分に、、、

2020年11月7日土曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。


昨日のマーケットは、
日経平均 約0.9%の上昇
TOPIX 約0.5%の上昇
東証REIT 約0.6%の下落でした。

日経平均が、終値ベースで29年ぶりの高値をつけました。
米国大統領選挙の結果は相変わらず判明せず、新型コロナの欧米での感染拡大はとまらず、それなりに不確実性が高い情勢だと思うのですが、今週はリスクオンムードでした。
やはり、株価の予想は難しいですね。

閑話休題、本日は、日本郵政グループの株価について私の考えを綴ろうと思います。




5年で株価は約半分に、、、

日本郵政グループは、下記の3社です
  • 日本郵政 6178
  • ゆうちょ銀行 7182
  • かんぽ生命保険 7181
2015年11月4日に初上場でした。

公開時の時価総額は14兆円をこえ、1987年のNTT以来の大型上場ということで、当時は個人投資家の人気を集めたのですが、上場後は、経営戦略は迷走し、かんぽ生命ではガバナンスの観点でも問題が露呈し、オーストラリアの国際物流大手トール・ホールディングスの買収は減損処理をし、その上で宅配事業を売却するなど、まさに泣きっ面に蜂、状態です。

2015年11月4日の上場初日の株価と比較すると、上記3社は、軒並み4割から5割安の水準です。

株式投資は難しいですね。
多くの個人投資家は、含み損を嘆いているのではないでしょうか。


私は保有していないが、注目はしていた

過去のブログに書きましたが、私の投資家としての初約定は、2015年11月2日でしたので、日本郵政グループの上場初日と近いです。

なので、当時は、「なんか盛り上がっているなあ」という印象は覚えています。
と同時に、
  • 郵便事業は将来性ある事業とは思えないし、物流はヤマトや佐川などの競合があり競争厳しそう
  • 金融は、都市銀行や地銀などの競合が多いし、やっぱり将来性があるように思えない
  • かんぽ生命は(以下略)
というよう感想をもち、「正直、3社とも将来性あるように思えないのだけど」と思っていたように思います。

民間企業に競合相手がいるビジネスですから、正直、国営企業である必然性はもともとなかったのですが、色々なしがらみであのような企業が残っていたのでしょう。

その意味では、1987年のNTTとJRとJTの民営化は、今、振り返れば、割とうまくいった成功事例ですね。

大型上場は祭りのようなもの

今後、日本株で大型上場の話は聞こえてはきませんが、中国ではFintech大手のant groupなどの上場も控えておりますし(当局によって強制的にリスケされましたが、、、)、大型上場の際には、どうしても祭りのような雰囲気が出てきてしまい、強気になってしまう投資家も多いように思います。

そのような時こそ、日本郵政グループの現状を他山の石として、落ち着いて行動をとれるようになりたいと思います。



たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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