おはようございます。ら~くです。
昨日のマーケットは、
日経平均 約0.9%の上昇
TOPIX 約0.5%の上昇
東証REIT 約0.6%の下落でした。
日経平均が、終値ベースで29年ぶりの高値をつけました。
米国大統領選挙の結果は相変わらず判明せず、新型コロナの欧米での感染拡大はとまらず、それなりに不確実性が高い情勢だと思うのですが、今週はリスクオンムードでした。
やはり、株価の予想は難しいですね。
閑話休題、本日は、日本郵政グループの株価について私の考えを綴ろうと思います。
たぶんつづく
閑話休題、本日は、日本郵政グループの株価について私の考えを綴ろうと思います。
- 日本郵政 6178
- ゆうちょ銀行 7182
- かんぽ生命保険 7181
2015年11月4日に初上場でした。
公開時の時価総額は14兆円をこえ、1987年のNTT以来の大型上場ということで、当時は個人投資家の人気を集めたのですが、上場後は、経営戦略は迷走し、かんぽ生命ではガバナンスの観点でも問題が露呈し、オーストラリアの国際物流大手トール・ホールディングスの買収は減損処理をし、その上で宅配事業を売却するなど、まさに泣きっ面に蜂、状態です。
2015年11月4日の上場初日の株価と比較すると、上記3社は、軒並み4割から5割安の水準です。
株式投資は難しいですね。
多くの個人投資家は、含み損を嘆いているのではないでしょうか。
私は保有していないが、注目はしていた
過去のブログに書きましたが、私の投資家としての初約定は、2015年11月2日でしたので、日本郵政グループの上場初日と近いです。なので、当時は、「なんか盛り上がっているなあ」という印象は覚えています。
と同時に、
- 郵便事業は将来性ある事業とは思えないし、物流はヤマトや佐川などの競合があり競争厳しそう
- 金融は、都市銀行や地銀などの競合が多いし、やっぱり将来性があるように思えない
- かんぽ生命は(以下略)
というよう感想をもち、「正直、3社とも将来性あるように思えないのだけど」と思っていたように思います。
民間企業に競合相手がいるビジネスですから、正直、国営企業である必然性はもともとなかったのですが、色々なしがらみであのような企業が残っていたのでしょう。
その意味では、1987年のNTTとJRとJTの民営化は、今、振り返れば、割とうまくいった成功事例ですね。
大型上場は祭りのようなもの
今後、日本株で大型上場の話は聞こえてはきませんが、中国ではFintech大手のant groupなどの上場も控えておりますし(当局によって強制的にリスケされましたが、、、)、大型上場の際には、どうしても祭りのような雰囲気が出てきてしまい、強気になってしまう投資家も多いように思います。
そのような時こそ、日本郵政グループの現状を他山の石として、落ち着いて行動をとれるようになりたいと思います。
たぶんつづく
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