218_グロース株からバリュー株への転換点?それとも一時の気の迷い?

2020年11月13日金曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。


昨日のマーケットは、
日経平均 約0.7%の上昇
TOPIX 約0.2%の下落
東証REIT 約1.1%の下落でした。

日経平均はなんと8営業日連続の上昇でした。
さすがにTOPIXは小幅安となりましたが、依然として高い水準を維持しています。
日本においても、新型コロナの再拡大の勢いが高まっています。

各社の決算発表でも、予想以上に厳しい決算を公表する企業もあります。(逆に、予想以上に良い決算を発表する企業もそれなりにあります。)

今は、なかなか難しい相場となっていると感じます。

閑話休題、本日は、現在の相場観について私の考えを綴ろうと思います。




ついに転換点なのか

11月10日のファイザーのワクチン開発が順調に進捗している、という報道から、急にリスクオン相場となりました。
このように相場は動く時は急ですから、ショートポジションを取っていた投資家は大きな痛手を被ったことでしょう。

あくまで、自分が取れるリスクの範囲内で投資を行うことが肝要です。

11月10日以降、「ついに、グロース優位からバリュー優位への転換点を迎えた」というような論説を見かける機会が増えたように思います。
エクソンモービルやシェブロンなどのオイルメジャーの株価も軒並み反発しています。一方、Nasdaq銘柄の動きは軟調になっています。

これは一時の気の迷いなのか、それとも、本当に相場の転換点なのでしょうか?


私の予想:一時の気の迷い

私は、一時の気の迷い、のような気がしています。
ワクチンは、まだ開発されたわけではありませんし、もし開発されたとしても、物流などの制約も考えると、2021年の夏ごろまでは、十分にいきわたらない蓋然性が高いです。

少なくとも、今冬は、厳しい冬を迎える欧米各国は多いでしょう。

日本でも新型コロナの感染の再拡大が意識されてますから、しばらくは、空運各社や鉄道各社、ホテルなどの観光業界各社は、やはり厳しい時代となるのではないでしょうか。

ワクチンが開発されたら、いきなり、コロナ前と同じように、人の行き来が復活し、居酒屋での宴会が活発に行われる、という未来は、少なくとも今冬ではないでしょう。

やはり、IT関連の業界が大きな恩恵を受ける時期がまだしばらくは継続するのではないでしょうか。

少なくとも、現時点で、私はANAやJALなどの空運株を購入する勇気はありません。


私の方針:迷う時はインデックス投資

私は、まだしばらくはグロース株優位の時代が続くのではないか、と予想していますが、もちろん、この予想は外れる可能性はあります。

欧米各国や日本でも、新規感染者数は増加しておりますが、第一波と比較すると、重症者や死者数はそれほど激増しておりません。
重症者や死者数がそれほど多くないのであれば、そこまで過激なロックダウンなどの対策を各国政府は導入しない可能性もあります。

また、単純に一般市民は、新型コロナに「慣れた」ということもあるかもしれません。
私もそうでしたが、多くの方にとって、「外出自粛」生活を強いられることは楽しい経験ではなかったでしょう。

上記のような観点に鑑みると、意外と、今冬でも経済活動は活発になる、という可能性もあるとは思います。


まあ、結局は、予想しても当たるわけではないので、「グロースか?バリューか?」と迷う時は、「とりあえずインデックスを買っておけばよいのではないか」、といういつも通りの結論になるわけです。



たぶんつづく

このブログを検索

ブログ アーカイブ

応援よろしくお願いします

自己紹介

自分の写真
東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

twitter

ランキング参加中

QooQ