251_2020年の確定拠出年金の約36%が預貯金である事実

2020年12月28日月曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

twitterを見ていると、多くの方が仕事納めを先週にされたようですね。
私は、28日が仕事納めとなりますが、在宅勤務ですので、メールを整理して、来年の第一週のto doを整理して仕事納めにする予定です。

私の会社は、最終営業日は17時くらいから、職場で「納会」と称して軽く缶ビールなどを飲み、その後有志で近くの居酒屋へ、という流れが常態化していたのですが、そのような光景は今年は見なくなりそうですね。

閑話休題、本日は、12/20の日経新聞の記事「確定拠出年金 給付型を逆転」という記事について私の考えを綴ろうと思います。



ショッキングな企業型確定拠出年金の運用商品割合

記事の要旨としては
  • 確定給付年金の加入者よりも、確定拠出年金の加入者の方が多くなった模様。
  • 企業年金も個人自らの責任で運用する時代に本格的に移る
といったもので、まあFactとしての状況認識はそうなると思います。

ただ、個人的にショックだったのは、企業型確定拠出年金の運用商品割合が示された下記の円グラフです。


預貯金に割り当てておくのは、もったいない

確定拠出年金は、税制の観点から優遇がある制度です。
ですので、理論的な帰結としては、確定拠出年金の運用商品は、期待リターンが高い金融商品を割り当てるべきです。

つまりは、株式クラスの投資信託にすべきということです。

それなのに、日本の企業型確定拠出年金では、約36%の方が、0.1%にも満たない金融商品である預貯金に割り当てているのです。



まだまだ、日本人のマネーリテラシーは高くない

近年、個人投資家を取り巻く環境は良くなってきていると感じます。

信託報酬が低廉なETFや投資信託が増えたことや、ネット証券の取引手数料の競争激化による無料化などは、個人投資家にとって追い風でしかないでしょう。

イデコやNISA/つみたてNISAなどの税制優遇制度も整備されてきましたから、若い世代でも投資に関心を持つ割合が増えてきているように思います。

twitterなどを見ていても、まだ社会人経験が5年未満なのに頑張って「つみたて投資をしている」というアカウントを見ると、心の底からすごいなあ、と思います。

とはいえ、現実としては日経新聞の円グラフが示すように、まだまだ「株式投資はギャンブル」と考えている層が一定数いるのだとは思います。

おそらくは、会社の制度上、デフォルトが「預貯金」となっていて、そのまま変更されていない方が36%ほどいらっしゃる、ということなのでしょうね。


たぶんつづく

このブログを検索

ブログ アーカイブ

応援よろしくお願いします

自己紹介

自分の写真
東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

twitter

ランキング参加中

QooQ