238_マネーリテラシーの最重要事項は、「詐欺に騙されないこと」

2020年12月9日水曜日

04_資産運用の考え方

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。


昨日のマーケットは、
日経平均 約0.3%の下落
TOPIX 約0.1%の下落
東証REIT 約1.2%の上昇でした。

日経平均は3営業日続けての下落です。
やはりレンジ相場となるのでしょうか。

閑話休題、本日は、マネーリテラシーにおいて最も重要な点について私の考えを綴ろうと思います。




ジャパンライフ事件

NHKのweb記事はこちらです。

詐欺師集団は、財産はもううまく隠してしまっているのか、放蕩して本当に使い果たしてしまったのか、資産がほぼ無いもようです。
債権者が、回収できる見込みは立たないでしょう。

記事では、1億円をジャパンライフに投資した70代男性のコメントが掲載されております。
全財産にあたるおよそ1億円を出資したという70代の男性は「朝6時から夜11時まで働いて一生懸命ためた財産を、将来のためにすべてジャパンライフにつぎ込んでしまった。ショックが大きすぎて今は涙も出ません」としたうえで「このまま終わってしまっては困ります。山口元会長にはどんなことがあっても出資した金を返してほしい」

気持ちはわかりますが、詐欺師集団の資産を差し押さえできない限り、資産の回収はできないでしょう。



同情はするが、そもそも投資は自己責任

記事の70代男性に対しては、同情はいたしますが、そもそも投資は自己責任です。
もちろん、一番悪い人間は詐欺師集団ですが、自分の意思決定により投資をしたのですから、税金などで救済されるべきではありません。

一般的な常識として、国債の長期金利より著しく高い利息を約束している投資話は、全て詐欺です。
ハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンは、透明性の高い資本市場では必ず当てはまる原則です。
「元本保証で利息〇%!」と謳っている投資話は、ほぼ間違いなくねずみ講でしょう。
英語で言えば、Ponzi schemeですね。


マネーリテラシーの最も大事な点

現代社会は、多くの国で資本主義が採用されていますから、マネーリテラシーを身に着けることは何よりも大事なことだと思います。

そして、そのマネーリテラシーの中で一番重要なことは
  • 詐欺話にひっかかって、全財産を失ってしまうことがないようにすること
です。

記事の男性は、そもそも70代で資産1億円あるのですから、取り崩しだけでも十分に残りの余生を楽しく過ごせたのではないでしょうか。
リスク資産に投資するにしても、オルカンなどインデックスに連動する投資信託やETFに投資しておけばよかったのではないでしょうか。
そもそも、ジャパンライフに投資するにしても、全財産をぶちこむのではなく1000万円程度にしておけば、致命傷を負わなかったのではないでしょうか。

投資家としては、記事の70代男性を反面教師としたいです。


たぶんつづく

このブログを検索

ブログ アーカイブ

応援よろしくお願いします

自己紹介

自分の写真
東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

twitter

ランキング参加中

QooQ