おはようございます。ら~くです。
本日は、カン・チュンド氏のブログ記事について私の考えを綴ろうと思います。
要点をまとめると
- FIREを目指す若い人にとっては、高配当株投資は本質的にミスマッチ
- FIREを目指すなら、できるだけ無配当・無分配型の商品を選んで、リスク資産の価値を高める投資(キャピタルゲインを目指す投資)に専念すべき
正論ですね。
近年、三菱サラリーマンさんをはじめ、高配当型の株式やETFに投資し、FIREを目指す方が増えたので、それに対する警鐘でしょう。
特に日本では、配当込み指数に連動する投資信託に投資できますので、課税の繰延効果、という観点からみても、若いうちに高配当投資に精を出すのは不利であることは明白だと思います。
さはさりながら
上記記事を読んでの感想は、主に下記です。- 主張はごもっとも
- 理論と実践という両面に鑑みると、無配当投資は実践の観点での難易度は実は結構高い
とはいえ、無配当投資を継続することは、アイキャッチのイラストではございませんが、それこそ滝行のようなものであるように思います。
途中で脱落してしまう投資家もそれなりにいるように思います。
税金の観点では不利であることは承知ですが、配当金や分配金をもらえるということ自体に喜びを感じるということもまた事実ですし、同様に感じる投資家の方も多いのではないでしょうか。
結局は、継続できるか否か
ダイエットにしても、投資にしてもそうですが、結局は継続できるか否か、が重要です。継続するためのスパイスとして、配当金や分配金という分かりやすいご褒美がある方が続けるモチベーションとなる方は、無理に無配当投資に方針を変更する必要は無いでしょう。
厳密にはベストではなくても、おおざっぱには正しい投資方針であれば、個人投資家の投資手法としては落第ではないでしょう。
私はインデックス投資家ですので、当然、一定部分はeMAXIS slimなどの無配当の投資信託を積み立てしておりますが、投資信託に加えて、MSCIコクサイやTOPIXに連動したETFや日本の個別株にも手を出しており、多少は配当金や分配金を得ています。
2020年は、約25万円の配当金・分配金のを獲得予定ですが、そこそこ気分は良いです。
この「そこそこ気分が良い」、という感情も投資を継続していく上ではそれなりに重要だと思う今日この頃です。
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