昨日のマーケットは、
日経平均 約0.5%の下落
TOPIX 約0.6%の上昇
東証REIT 約0.8%の下落でした。
特段の方向感の出ないマーケットでした。
IMFがリーマンショックを超える不況となる、というアナウンスをしましたので、今の株価が割安といえるのか、投資家は測りかねているのでしょう。
IMFの予測通りに、たとえ20年度の景気は落ち込んでも、21年度にV字回復するのであればよいのですが、COVID-19の影響は、数年続くシナリオも想定しておいた方が良いのかもしれません。
閑話休題、先日のブログでは、節約の力の大切さを説明させていただきました。
一般的なサラリーマンであれば、どのタイミングから節約に力を入れるべきかについて思うところがあるので、私の考えを説明させていただきます。
私の経歴
私は東証一部上場企業の総合職として2006年に入社しました。転職経験はありません。
保守的な会社でして、年功序列は崩れてきたとはいえ、比較的典型的な大企業の人事制度だと認識しています。
当然、若手の内は給与が低く抑えられているのですが、ある一定程度の役職に昇格すると、まさに階段のように給与が上がりました。
この辺りの給与制度は、会社によって異なるため、一概に言えないことは承知なのですが、手元資金ゼロでサラリーマンを開始した人は、第一段階の給与の壁がある役職までは、社畜一直線で業務に取り組んだ方が、長期的な観点では生産性が高いと思います。
私の貯蓄の実績
節約力の高い人は、入社1年目から手取り収入の50%を貯蓄に回す、というすごい方もいますが、入社年次が若いうちは、手取り収入の20%程度を貯蓄に回す、というのが、普通の人が目指すべきターゲットではないでしょうか。ちなみに、私の実績は、下記となっております。
車購入で、大きく資産を減らしていることがお判りでしょう(笑)。
一方、結婚式を実施した年を例外として、毎年、残高は増加していましたので、家計管理的にはぎりぎり及第点ではないか、と認識しています。
入社8年目での昇格で前年度と比較して、手取り収入が150万円ほど上昇しました。
入社9年目は、それなりに旅行に行ったにもかかわらず、34%の貯蓄率ですし、入社10年目には、貯蓄率50%超えという、節約家としてそれなりに自慢できる数値になっているのではないか、と思います。
ベースサラリー上昇の効果
上記貯蓄率を達成できたのは、ベースサラリーが上昇したからだと思います。近年、成果主義が広まってきているとはいえ、多くの会社では、階段式の昇格基準が用いられ、そこを上がると給与も上がる、という制度が多いと思います。
少なくとも、最初の階段については、「真面目に業務に取り組む」ということを数年間継続することができれば、乗り越えられる会社が多いのではないでしょうか。(そのあとのマネジメントに続く階段は、近年求められる要件が高くなってきている会社が多いでしょうが。。。)
ブログ界では、「自分はコミュ症だから出世は無理」とつぶやかれている方も多いのですが、早く社畜から脱出するためには、逆説的ですが、まずは最初の階段だけでも乗り越え、資産増殖の速度を速めることが、早期での経済的自由・独立の獲得に貢献すると思います。
たぶんつづく