おはようございます。ら~くです。
本日は、FIREの4類型について私の考えを綴ろうと思います。FIREという言葉を耳にする機会が増えたように思います。
多くの方がご存知かと思いますが、FIREの定義は、
- Financial Independence, Retire Early
の頭文字をとった略語で
- 経済的に独立し、早期に退職する
というような意味です。
アメリカでムーブメントとなり、日本でも、三菱サラリーマンさんに代表される20代から30代の若い世代で実践をされている方の報道も、見聞きする機会が増えました。
言葉の持つイメージというのは大事で、これまでの日本ですと
- 早期退職したいです
- セミリタイアしたいです
というようなことを口走ると、ネガティブに受け止められることが太宗だったと思うのですが、近年はFIREという言葉はポジティブな意味で受け取る人が増えているように思います。
私自身、リアルな友人や同僚が「FIREを目指している」と発言することを聞いたことはありませんが、twitterやblogでは、「サイドFIREを目指しています」というような表現をよく見かけますよね。(何を隠そう、私もサイドFIREを目指しております。)
FIREの4類型
人間というのは、何でも定義付けしたくなる傾向があるからなのか、FIREといっても、大きく分けて4つに分類されることが多いようです。- 横軸に資産規模
- 縦軸に労働時間
として4象限で表すと、下記になります:(ついでに、フルタイムワーカーも記載しております。)
- Barista FIRE
- Lean FIRE
- Coast FIRE
- Fat FIRE
Barista FIREやCoast FIREのように、FIRE後も多少の労働をする場合を「サイドFIRE」と定義されている方も多いように思います。
FIREを目指されている方は、一度立ち止まって、「自分が目指しているFIREは4分類のうちどれなのか」に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
特に、縦軸については「自分はどの程度の労働時間までなら許容できるのか」についてはFIRE後の生活の重要な要素になってきますので、じっくり考えられることをお薦めします。
という意見を見かけますし、それはそれで素晴らしいことだと思います。
そもそもFIREを目指すべきなのか
SNSなどでは
- FIは達成したいが、REは別に魅力を感じない。今は仕事が楽しいし。
かくいう私も、現状は仕事は充実していますし、責任感を持って取り組んでいます。
とはいえ、サラリーマンである限り、下記のようなリスクは常にあります
- 相性の合わないパワハラ気質の社員が上司となり、メンタルを病む
- 会社業績が悪化し、リストラされる
要は、自分自身ではコントロールできないリスクですね。。
相性の合わない上司がパワハラ気質だったら、かなり生活の質が下落します。
私も数年間はそのような経験があるのですが、こればっかりはなかなか対処のしようがないというのが実感です。
ですので、私のFIREに端するスタンスとしては
- 無理にREを目指すべきものではないけれども、自分自身ではコントロールできない外部環境の変化に備えておくことには意義がある
というものです。
苦境に陥った時に、
- 退職します!
というカードを切れる余裕・選択肢を持っていた方が、そのような状況の時に冷静に判断できる気がします。
無理にFIREを目指すべき(=今の生活の楽しみを犠牲にしてまで節約・投資する)とまでは思いませんが、自然体でFIREを目指すこと(=今の生活を楽しみつつ、無駄遣いをせずに、資産形成する)には大きなデメリットは無いのではないか、と思います。
一般人が目指すべきはBarista FIREでよいのではないか
話を戻しまして、私が目指すFIREは上記の4分類の中でBarista FIREとなります。十分に資産規模が大きくなれば、Fat FIREもしくはCoast FIREが理想ですが、そのような資産規模になるためには、60歳を超えてフルタイムで働く必要がありそうですw
一方、「多少の労働をする」と覚悟してしまえば、Barista FIREの資産規模はそれほど大きくなくてもかまわないのではないか、とも思っています。(といっても、数千万円は必要になるでしょうが)
「早くFIREするために、多少の労働を許容する」、というトレードオフの関係ですね。
もちろん、現在、非常に稼ぎの良い企業にお勤めの方であれば、Coast FIREやFat FIREを目指されてよいと思います。
しかしながら、私のように一般的なサラリーマンで株式投資をメインに資産形成されている方であれば、Coast FIRE/Fat FIREを目指すためには、かなりリスクを取った運用をせざるを得ません。
場合によっては、虎の子の資産を熔かす可能性もあります。
ですので、私のような一般的なサラリーマンは親からの遺産が莫大などの特殊事情が無い限り、FIREを目指す場合でも、Barista FIREを目指すことが、背伸びすれば手の届く範囲の目標なのではないか思います。
たぶんつづく
たぶんつづく
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