資産運用は焦ってはいけない

2021年5月24日月曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。


本日は、資産運用の心地よいスピードについて私の考えを綴ろうと思います。




FIREを目指す場合、17年くらいは必要

過去の記事に書きましたが、山崎元氏は、ダイヤモンドオンラインの記事にて、具体的な計算事例を挙げて
  • 年間生活費が250万円で、資産運用利率を4%、平均手取り年収500万円、という前提を置いた場合、17年後にFIRE達成可能
と試算されております。

22歳に就職した場合は、39歳頃でのFIRE達成ということですね。

実感としても、一般的なサラリーマンが、資産運用において過度にリスクをとることなくFIREを達成するとしたら、やはり最低でも15年くらいの期間は考えていた方が良いように思います。

間違っても、まだ20代なのに「あと3年でFIREを目指す」みたいな目標設定はしない方が良いと思います。


焦ると視野狭窄に陥る

人間の傾向として、焦ると視野狭窄に陥ります。

下記のような感じですね。
  • あと3年後に、FIREしたい。
  • 目標の金融資産額は6250万円。
  • 現在、リスク資産は2800万円。無リスク資産は200万円。
  • 年間の投資に回すことのできる金額は300万円。
  • つまり、あと3年間で、資産運用だけで2350万円を増やす必要がある。
  • だから、グロース株に集中投資だ。
上記のような思考に陥った投資家の末路は火を見るよりも明らかですね。


かつて、過去の記事で記載しましたが、高配当に目を奪われ、インヴィンシブル投資法人[8963]に集中投資されていたブロガーさんがいました。

上記投資法人はコロナショックを受けて
  • 2020年6月に分配金を、1812円→30円
に修正しておりますw

グロース株と比較すれば比較的リスクの抑えられている高配当株であっても、上記のようなリスクありますからやっぱり集中投資はお薦めできません。

心地よいペースでの資産運用

月並みなのですが、
  • 無理なペースは長続きしません
あくまで投資家本人にとって、心地よいと感じるペースで、資産運用には臨むべきものだと思います。

例えていうならば、フルマラソンに臨むときにハーフマラソンのベストタイムのペースで走ろうとしたら、結果がどうなるかは明らかでしょう。

もちろん、たまたま気候が快適でベストタイムを大幅に更新できる可能性はあります。
しかしながら、蓋然性の問題としては、後半は失速してしまい、最悪の場合、完走できない、という可能性もでてきます。

投資で言えば、アベノミクス以降の株式市場は右肩上がりでしたが、今後数年間は右肩下がりとなる可能性もあるのです。

そのような相場となっても、人生は続いていきます。

過度にリスクをとった資産運用によって、人生を完走できない、というシナリオは避けたいと思いますし、どのような相場となった場合でも完走することはできるような余裕をもって、資産運用をしていきたいと考えています。

たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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