個別株投資は家庭菜園のようなもの

2021年3月30日火曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

本日は、山崎元氏の記事について私の考えを綴ろうと思います。



元記事

トウシルに連載されている元記事はこちらです


山崎元氏は、食材の調達の比喩を用いて
  • 個別株投資:家庭菜園
  • インデックスファンドの一括投資:スーパーでの買い物
  • インデックスファンドの積立投資:野菜の宅配サービス
  • (参考 アクティブファンドの投資:レストランでの外食)
というイメージを伝えています。

言い得て妙だな、と感心しました。

分散が重要

山崎元氏は記事の中で、分散の重要性を強調しております。
ある程度の規模で意識的にバランスを取るのでなければ、家庭菜園だけに食材を限ると栄養や味が偏る可能性がある。

この比喩を適切に解釈するならば、種銭が小さいうちは、十分に銘柄分散できないということでしょう。
つまりは、資産規模が小さい段階では個別株投資ではなくインデックスファンドへ投資することが、現実的かつ無難な方針であると述べており、私も賛同します。

逆に言えば、
  • 銘柄分散できるほどの運用資金があれば、個別株投資へチャレンジしても良い
とも捉えることができます。
(無理に、インデックス投資から乗り換える必要はございませんが。)


時間や手間がかかる。でもその分愛着がわく

多くの投資家は、株式投資を資産形成の手段として考えているでしょうから、「銘柄分析に時間をかけるのはもったいない」、という考え方の方が多いことは理解できます。(し、否定しません)

一方、株式投資に趣味的な要素を見出している投資家の方であれば、銘柄分析やPFの組成に多少の時間や手間をかけても良い、と考えている方もいるのではないでしょうか。(何を隠そう、私もその一人です。)


余談ですが、そもそも趣味はそのことに興味・関心が無い人からみると、まったく理解できない行動です。

私の場合は、ジョギングが趣味ですが、運動が嫌いな人から見ると「なんで、わざわざそんな苦しいこと自分から進んでするの?」という感じでしょう。

最近だと、キャンプが流行っておりますが、インドア派の人からすると、「なんでわざわざ快適でない屋外で、埃かぶった食材の料理をしたり、寝袋で寝たりしなければいけないの?」というとらえ方でしょう。


話を戻しまして、それなりの運用資金があり、株式投資を趣味として取り組んでいる方は、個別株投資へ踏み出してみてもよいのではないでしょうか。

実際、私も今は18銘柄の個別株を保有しておりますが、その銘柄たちに対して不思議と愛着が湧いています。

新聞である銘柄が取り上げられていたりするとしっかり読みますし、スーパーで買い物をする際に意識的にその銘柄製の商品を選んだりしています。
日々の生活のちょっとしたスパイス的な要素となっています。


個別株投資の注意点

山崎元氏は、個別株投資の注意点として、下記の2つを上げています。
  • 企業分析の幻想 を捨てる
  • トレーディングの勝負 から距離を置く
氏らしい、辛辣な意見ですが、記事にもあるように、「一般読者向けの株式投資本は読者に夢を与えすぎている」というのは、私も同意します。

数学の平均、という概念さえしっかり理解できていれば、「インデックスファンドを大きく上回るリターンを上げている方がいれば、それと同じくらいの逆のマイナスリターンを上げている方がいる」、ということは自明だと思うのですが、やはりなかなか人間は謙虚になれず自信過剰になってしまうのでしょうね。

かくいう私も、自信過剰にはならないように注意したいです。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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