経験から学ばないのは愚かだと思う。同様に経験を過度に重視するのも愚かだと思う。

2021年3月19日金曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

閑話休題、本日は、経験からの学びについて私の考えを綴ろうと思います。




経験からの学び

仕事であれ何であれ、経験から学べることは多くあります。

実際に行動しないとわからないことは多いですから、何かの事柄を始める時にある程度思いを巡らせて考えつくしたのであれば、あとはとにかく行動してみる、しかないでしょう。

熟慮無き行動は差し控えるべきだとは思いますが、熟慮ばかりしていても物事は好転しないでしょう。

行動して、結果、失敗したとしても致命的でなければ、その失敗からの学びはその後の人生に役立つことがあるでしょう。
また、成功の結果を得たのであれば、自己肯定感の強まる良い経験となるでしょう。

自分はone of themという認識

ただ、たまにWebで見る意見ですが、
  • 2020年から個別株に投資して、現在+50%
  • 米国株に5年投資しているが、現在+400%
みたいなことをつぶやいている方もいます。

その内容の真偽は置いといて、仮に真だったと想定しても、その方が今後同様のリターンを上げられることを保障するものではありません。(むしろ、平均への回帰性に鑑みると、今後はより悲惨なリターンとなることを保障しているかもしれません。)

自分個人の経験にしかすぎないものを、「法則」のように、過度に重視する人が多いように思います。
  • 自分はあの時、こうやって、投資に成功した
という経験があると、たまたまうまくいっただけの運が良かったことに過ぎないのに、過度にその経験に拘り、「今後もそのように行動しよう」という方向にいきがちです。

いまですと、2020年くらいから投資が始めた人は
  • 割高と言われても、大手IT銘柄を買っておけば、資産はものすごい速度で右肩上がりになるしかない
とか、思っている方が多そうです。


重要なことは客観視

「課長 島耕作」の作者として有名な弘兼憲史氏は、昔、銀行に薦められた株式投資で結構な金額を損したご経験があるそうです。
その結果、氏の著書には下記のような文章がでてきます
  • 根本的に、投資はギャンプルと同じだという認識をもっておくべきです
この意見は、投資と投機の違いすら理解できていない、何とも残念な文章だなと思うのですが、氏の失敗経験からは上記のような結論が導き出されたのでしょう。

同様に、投資でたまたまうまくいった方は、逆の人生訓が導き出されるのでしょう。


長々と書きましたが、重要なことは自分の経験を客観視することです。

経験から何も学ばないのは愚かですが、同様に自分の経験だけを過度に重視するのも、また愚かだと思う今日この頃です。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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