相場好調時の「投資したい病」への処方箋

2021年6月27日日曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

本日は、相場好調時の心構えについて私の考えを綴ろうと思います。

最近は相場が好調ですから、「投資したい病」にかかっていらっしゃる方が多いのではないでしょう。


2017年の経験

私は、2015年11月に初めて約定しました。
一般NISAで当時のほぼ満額を一括で買い付けました。

インデックス投資家ですから、この行動は自分の方針に準拠しています。

以降、比較的相場は平坦だったのですが、2016年も一般NISAの満額をほぼ一括で買い付けております。

ところが、その後相場が比較的好調になり、2017年は振り返ってみれば右肩上がりの相場でした。
2017年の当時の私の心境は
  • さすがに今は割高やろうな。調整局面を迎えてからNISA枠で投資しよう
というような気持ちでした。

で、結果は、NISA枠を活用することができませんでしたw

インデックス投資で、タイミングを見計らう、ということをやってもうまくいかないな、と実感しました。

投資しないことによる機会損失

今振り返れば、本当に2017年はもったいないことをした、と思います。

なぜなら、その当時の個人のBSや収支状況を見ても、リスク許容範囲内でNISA枠の投資をすることが可能だったからです。

その意味では、2017年の私の行動は、反面教師にしていただきたいと思います。
相場が好調の時であっても、追加投資を一切しない、という行動は機会損失を招く可能性があります。

重要なのは、自分のリスク資産額が、自分のリスク許容範囲内におさまっているか否かです。

月並みだが、リスク許容度の範囲の中でリスク資産へ投資

今は、相場が好調です。

だからといって、前述の通り、「調整局面が来てから追加投資しよう」という姿勢では機会損失を招く可能性があります。

一方、相場が好調だと、自分のリスク許容範囲を超えてまで投資をしたくなる「投資したい病」が、多くの投資家に蔓延してきます。

今の相場ですと、リスク資産に投資することにためらいが少ない投資家が増えているでしょう。
このような時こそ、要注意だと思います。
リスクプレミアムが縮小している可能性があるからです。

前述の通り、タイミングを見計らった投資はうまくいかない、と思いますので、あくまで、
  • ご自身の投資額がご自身のリスク許容範囲内におさまっているか否か
だけを基準に、追加投資の有無を判断していく、というアプローチが相場好調時の「投資したい病」への有効な処方箋だと感じる今日この頃です。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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