保険不要論に物申す

2021年6月18日金曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

本日は、保険不要論について私の考えを綴ろうと思います。



結論:当事者の状況に鑑みて、必要なら保険に加入しましょう

いきなり結論から申し上げますと、私の保険に対する認識は
  • 保険は当事者の状況に鑑みて、必要な場合は加入しましょう。不要な場合は加入しなくて良いです。
となります。

事例1:生命保険

まず生命保険の場合を考えます。

極端な例となりますが、下記2つのケースを考えてみましょう
  1. 貯金のない社会人1年目の20代前半の夫婦が子どもを授かった場合
  2. 貯金が2000万円超、かつ30代中盤の共働き夫婦(世帯年収1500万円)が子どもを授かった場合
上記の場合、「1.」のケースであれば、生命保険は加入するべきでしょう。
万が一の不慮の事故が生じた場合、子どもが成人するまでに必要となるお金が不足することは明らかです。

一方「2.」のケースは、生命保険に加入しなくてもよいと思います。
ある程度の貯金は既にありますし、仮に不慮の事故で配偶者がお亡くなりになったとしても、どちらかが健在であれば、一人の所得だけで子どもを育てるということもできるでしょう。

この場合は、生命保険に加入するよりも、十分に分散された投資対象に投資した方が期待値の話としては正しい行動のようにも思います。

事例2:損害保険

次に損害保険の場合を考えます。

もし、自動車を保有しているのであれば、損害保険には必ず加入すべきでしょう。

いくら気を付けて運転していても、自分が交通事故の当事者になる可能性はありますし、それはつまり莫大な損害賠償請求を受ける可能性があるということです。
  • 交通事故の加害者になる蓋然性は低いから、損害保険になんて入らない方が良い
というような言説をたまに見かけますが、率直に申し上げて、算数のできない方が述べているのだと思います。

損害保険は、自動車を運転する方にとっては、必要です。

まとめ

インフルエンサーが「保険は不要」といったからと言って保険を解約しようとされている方は、ご自身の状況をしっかりと認識したうえで行動を移すべきです。

多くの日本人は「保険に加入しすぎ」という状況であることは、私も肌感としてはそう思いますが、だからといって全ての人が保険を解約すべきまでとは思いません。

一番の不幸なケースは、本当は保険が必要な方なのに一時の衝動で保険を解約してしまい、不幸にも不慮の事故にあうなどのリスクケースが顕在化した場合です。

当たり前ですが、保険が必要な方もいます。
そして、自分に保険が必要か否かは、あなた自身で意思決定するしかないのです。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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