009_私の資産運用方針③_アセットアロケーション

2020年3月30日月曜日

02_資産運用方針

t f B! P L
おはようございます。ら~くです。

東京は、週末は外出自粛が要請されましたが、特に日曜日は、そもそも寒くて外に出あるく気になりませんでした。
多くの人も同様に感じたのではないでしょうか。
これが、春の陽気がいっぱいの穏やかな気候だったら、また受ける印象も異なったでしょう。
外出したいのに外出できない、ではフラストレーションがたまりますが、そもそも今日は家にいようか、と思って外出できない、というのは別に何とも思いません。

さて、日本の感染者数は急増していますが、そもそも、重要な変数は「死者数」と「重症者数」と認識しています。
その意味では、まだ、日本は医療崩壊まではずいぶんと距離があると思います。

欧州・米国は、スペイン風邪以来の100年ぶりのパンデミックで、経済的に影響は大きそうですが、比較的アジア・日本は、COVID-19に対しては、うまくやり過ごせるのではないか、という楽観的な考えもあります。

グローバル化が進んだ現在では、欧米の経済が停滞するとアジアの経済も影響を受けますから、予断は許しませんが、アジアが中心となって、このCOVID-19による経済危機を克服できれば、アジアの重要性がより認識される契機になるのではないか、と期待しています。
しばらくは、マーケットは不安定な動きが続きそうですが。。。


閑話休題、先日のブログでは、下記を記しました。
なぜ、下記のようなアセットアロケーションの考えに至ったのかを説明します。

___________________
なお、現時点で、目標とするPFは下記。(なぜ、下記の目標PFとなっているかの考え方の背景については、後日、ご説明いたします。)

日本株式35%
海外株式45%
日本債券0%
海外債券0%
日本不動産15%
海外不動産5%
合計100%

日本資産:海外資産の割合

山崎元氏は、過去の論評で、日本:海外=4:6 もしくは、5:5 を推奨されております。
私は、きりが良い、5:5の方針を採用しております(このあたりが「おおざっぱ投資家」と自称する所以です)。

株式:債券:不動産

俗にいう、資産三分法や資産四分法の説明で、「アセットクラスは分散して持ちましょう」と説明がされます。コモディティなどもアセットクラスの一分類として説明されることもありますが、コモディティを含めたいか否かは、個人の裁量で決めることだと思いますし、私は含めておりません。

また、実は、2019年11月までは、私は、リスク資産は100%株式に振り分けていました。
ただ、色々思うところがあり、20%くらいは、不動産に振り分けてもよいかなと考えなおし、現在、不動産の資産の割合を増やしています。
不動産といっても、REITやREITのETFであって、現物の不動産ではありません。

債券については、現状、金利が低すぎるため、この市場環境では投資対象にはなりえないと判断し、今は0%です。
将来、金利が2%を超えるような水準まで上昇した際には、株式・不動産といったその他のリスク資産とのリスク分散効果が生じる可能性もあるため、債券の購入を検討していきたいと思います。

なぜ不動産に一部の資産を振り分けるようになったのか

これは、自分の性格に起因するのですが、おそらく私は今後、しばらくは賃貸住まいを続けると思います。
なんというか、「経済的に得か/損か」という観点を超えて、「生活の柔軟性を確保しておきたい」という気持ちが強いのですよね。

もちろん、現物の不動産を購入した場合でも、良い物件であれば、販売することはできるでしょう。
ただ、現物不動産の流動性は、株式やREITと比較すると、かなり低いですし、そこまでの面倒くささを受け入れてまで、現物不動産に対する執着がないのです。

また、現在は、仕事優先で生活しておりますので、都心に近い場所に住むことにメリットを感じています。
一方、人生のどこかの段階では、仕事の優先順位が下がることがあるでしょうし、そうなると、自然豊かな郊外の方が満足度が高くなるかもしれません。

また、子どもは現時点ではいませんが、将来、子どもを授かった場合には、子どもが中学生くらいになると、子ども部屋を作る必要があり、3LDKとかに住みたくなるかもしれません。
子どもが社会人になり、老夫婦だけの生活になると、1LDKでも十分に広いかもしれません。

などなど、人生の今後の様々な不確実性を考えると、1つのシナリオを無理やり決めて、現物不動産の立地と床面積を固定する、というのは、知らず知らずのうちに、自分の発想を固定化してしまいそうで、何となく気乗りがしないのです。

私は地方の田舎出身ですので、「東京に住みたい」という希望はありませんし(職場に通勤するには、東京在住の方が便利だから、東京に住んでいるだけ。毎日リモートワークができるのであれば、できれば郊外に住みたい)、そのように考えていると、どうしても現物不動産の購入は選択肢にはいってきません。

だらだら記しましたが、要は私は賃貸派です。
日本人は、持家信仰が強いせいか、今の東京の現物不動産の価格が割高と感じるのも、より、私を賃貸派にさせる一因ではあります。

ですので、不動産は、手離れの良いREITやREITのETFなどで、関与しようと思いました。

2019年11月までのように「リスク資産は100%株式」というのも、それはそれでよいとは思ったのですが、株式だけでなく不動産マーケットにも多少は投資している方が、何らかの分散効果があるのではないか、と期待もしています。

将来的に、現物不動産の価格が十分に割安と思える水準まで下落してきたときには、持家を購入する可能性はありますが、現時点での私の考えをご説明させていただきました。

日本株式:海外株式:日本不動産:海外不動産のPF構成

ご説明の通り、まず、日本:海外=5:5と決めました。

何となく、株式は8割にして、不動産を2割にすると決めました。
根拠なしです。まあ、しいて言うなら、株式の方が不動産よりも、期待リターンは高いといえるのではないか、という考えからです。

株式を、日本:海外=35:45としました。
やはり株式という観点では、特に欧米の大企業の方が日本企業の成長性よりも高いと思うからです。

不動産は、日本:海外=15:5としました。
ご説明の通り、私は、現物不動産を持たない代替手段として、不動産に投資しようと決めたので、日本の割合を増やしました。正直、海外不動産はよくわからないので、0%でもよいかな、と思ったのですが、5%くらい持っておいたら面白いかもしれない、と思い、多少、資産を振り分けることにしました。

かなりおおざっぱなアセットアロケーションの考え方ですので、今後、ブラッシュアップしていくことになると思いますが、現時点の私の考えのご説明でした。


2021/1/6追記
変更しました。
詳細はこちらの記事をご覧ください。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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