004_予想屋の人たち

2020年3月24日火曜日

99_雑記

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最新号のZAIでは、アナリストやシニアフェローみたいな肩書の人たちが、
  • 「日経平均は19000円を底値に反発する キリッ 」
と言っている記事が多く、16552円まで3月19日に下げた実績をみると、「ああ、やっぱり予想屋の人たちの言うことって、当たらないなあ」という感想を持ちます。

ただ、これは、考えてみれば当たり前のことで、予想屋の人たちが将来の値動きを予測できるのであれば、サラリーマンになんかならずに専業投資家をやっていますよね。

専業投資家をやらずに、サラリーマンをなぜやっているのか、という背景を考えれば、その人たちの予想の精度についても推し量ることができるでしょう。

株式投資は簡単なゲームではない

なので、今、改めて感じているのは、「株式投資というのは、簡単なゲームではない」という当たり前の事実です。

正直、2019年後半の株価上昇はやや割高になってきているな、という感じはありましたが、多くの雑誌で
  • 「米国の大統領選挙までは大崩れしない」
みたいなトーンの記事がほとんどで、自分自身も納得して、「リスク資産の割合を減らすのは、2020年の下期以降に検討を始めるか。むしろ、2020年の上期は、積極的に追加投資するか」みたいな気持ちになっていました。

Covid-19の影響

新型コロナウイルスのCovid-19については2020年1月くらいからニュースにはなっておりましたが、「8割の感染者が軽症」という情報もあり、仮に多くの国へ感染が拡大したとしても「医療崩壊さえ起きなければ、そんなに大ごとにならないだろう」、という予想をしていました。

実際、アジアで、医療崩壊が起きたところは武漢だけだと思いますので、「Covid-19は感染力は強いが毒性はそれほどでもない」という認識がありましたし、今でもその気持ちは変わりません。

翻って、欧州に感染が拡大し、イタリアで大規模な医療崩壊が生じ、死者が中国の死者を超える状態になってしまいました。
Covid-19は高齢者が重症化しやすいので、先進国の方がリスクが高いというのはわかりきっていましたが、こんなに簡単に医療崩壊が生じるとは想定していませんでした。

なんというか、「ヨーロッパは洗練された社会システムで、日本よりもうまくCovid-19を取り扱うのだろうな」という淡い期待を持っていたのですが、見事に予想が外れました。

医療崩壊が生じているのは、今のところ、イタリアだけのようですが、その他の欧州各国の状況にも目が離せません。また、米国でも感染が拡大しています。

ウイルスの封じ込めは物理的に不可能ですし、封じ込めの優先順位を高くする必要はありません。重症者をしっかりとケアできる医療体制を堅持し、一人でも多くの人の命を救われる方策を各国政府には期待しております。

欧州だけでなく、米国にも感染が拡大した現状では、世界の株式市場もしばらくは混乱が続くと思います。世界の感染者数が頭打ちになり、マーケットのボラティリティが収まったあたりで、欧米株に追加投資していきたいと考えています。

たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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