本日は私の資産運用のバイブルをご紹介させていただきます。
私は日本人だからか、「バフェットが・・・」「シーゲル教授が・・・」とはなりませんでした。
淡々とした筆致が特徴の山崎元氏の著書が私の参考図書です。
山崎元氏の著書はそれなりに読んでいるのですが、しいて一つ上げるなら、
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私の資産運用のバイブル
それなりに資産運用の本は読んできました。私は日本人だからか、「バフェットが・・・」「シーゲル教授が・・・」とはなりませんでした。
淡々とした筆致が特徴の山崎元氏の著書が私の参考図書です。
山崎元氏の著書はそれなりに読んでいるのですが、しいて一つ上げるなら、
- 「超簡単 お金の運用術 」(2008年、朝日新書)
(下記URLは、その後、2013年に改訂版が出ましたので、改訂版です)
は非常に重要です。
一般的には、私の投資方針は、「インデックス投資」に分類されると思います。(実際、PF上は、それなりの個別株を抱えているので、矛盾しているのですが。。。方針と行動を一致させるのは簡単ではありませんね。)
初めて読んだときは、まだ社会人3年目の頃で、種銭もそれほどないので、資産運用のことを深く考えたことがありませんでした。
そのため、正直、内容については「100%理解できた」、ということはなく、なんとなく「ETFと投資信託とか、とりあえず、インデックスに投資するのが無難なんだな」という印象をもったくらいです。
実際、上記書籍を読了したのは、2009年の正月の頃だったと記憶しているのですが、実際に自分が資産運用を始めたのは、2015年11月。
書籍を読んでから実際の行動に移すのに6年以上を要しているのは、機会損失の観点でもったいなかったなあと思います(当時は、株価もリーマンショックの後で底値に近かったからなおさらそう思います)。
当時の自分の心境は、「種銭が1000万円くらい貯まったら、資産運用を検討しようか」という気持ちだったと思います。
今、振り返ってみて思うのは、「種銭が100万円くらい貯まったら投資して経験を積んでおくべきだった」、ですね。
実際に投資してみると、「リスク資産の値動きに自分がどのように反応するのか、感じるのか」が良く分かります。
ただ、若いころは、仕事を覚えるので忙しかったり、友人と遊んだり、妻と付き合い結婚したり、とそれなりに充実した生活ではあったので、まあ、良しとしましょう。過去を悔んでも仕方ないですから。重要なのは未来であり、これからの行動です。
書籍から学んだこと
まず、何より、著者の資産運用に対するクールな姿勢・距離感が個人的には好印象でした。
書籍では、「人生の豊かさに重要な6つの要素」として下記が挙げられております
1:稼ぎの多寡 ダブルインカム、老後の仕事、副業
2:支出・貯蓄の習慣
3:住居、不動産 所有にこだわるな、分相応に、時間もコスト
4:保険 1千万円以上の貯蓄があれば基本的に不要
5:自動車
6:資産運用
資産運用の書籍なのに、「資産運用の重要性なんて所詮6番目」という著者のスタイルは、非常にCoolだと感じました。
もちろん、著者も「ただし、運用元本が大きくなるにつれ、資産運用の重要度が増す」と記載しておりますので、資産運用の重要性を軽視しているわけではありません。
個人的な経験を振り返ってみても、特に
- 2:支出・貯蓄の習慣
私は、これが全然だめでして、「そこそこ給料をもらっているのになかなか貯まらない」という状況が常態化しておりました。
結婚してからも、「外車の新車を購入したり」、とか、「GWやお盆の時期に、沖縄や北海道に旅行に行く」など、なかなか散財しております。
妻も働いているので、どうしても、長期休暇は、ピーク時期にしかとれないので致し方ない点もあるのですが。。。
しかしながら、最近、「F.I.R.E」(Financial Independence,Retire Early)
しかしながら、最近、「F.I.R.E」(Financial Independence,Retire Early)
という概念を知り、節約・倹約に励もうという意識が強くなりました。
セミリタイアブログをたまに拝見するのですが、「本当にそこまでするのか!」というレベルまで生活費を縮小させ、でも楽しそうに生活している人たちがいらっしゃることも知り、(実際にセミリタイアを目指す/目指さないは別にして)、自分のお金の使い方をまずは見直さなければいけないなあと感じているこの頃です。
たぶんつづく
たぶんつづく