下落相場の今こそリスク許容度の確認を

2022年6月21日火曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

本日は、下落相場の心構えについて私の考えを綴ろうと思います。

下落相場の真っ最中

2022年は年初から下落相場が続いています。
ちょっとした反発もありながらもだらだらと下げていく相場です。
また、マクロな経済環境に鑑みても、コロナショックの時のように「すぐに急反発」という蓋然性は低く、数年に及ぶ下落相場の序盤といった様相のように感じます。

コロナショック以降、世界各国の中央銀行が金融緩和を劇的に行った副作用が今になって世界各国の株式相場を覆っているように感じます。

私と同様に、今後の相場の先行きに不安を感じている投資家の方も多いのではないでしょうか。

相場好調時には「投資したい病」にかかりがちだが

相場好調時は、基本右肩上がりですから、リスク資産の保有比率を上げた方が資産増加額が大きくなります。
なんなら信用取引なりレバレッジ型の投信・ETFを保有すれば、さらに増加率が向上します。

2020年4月以降、相場が右肩上がりの時期が1年と8カ月にわたり継続しましたから
  • 銀行預金は機会損失
  • S&P500への投資は預金
というような勇ましい言説を上昇相場の後半では良く、見聞きしました。
流行りのレバナスを購入された投資家の方も多かったのではないでしょうか。

俗にいう「投資したい病」に感染してしまうのですよね。
twitterなどのSNSでは、威勢の良い呟きが拡散されがちですから、影響を受けやすい性格の人は特に注意する必要があるかと思います。

上昇相場も下落相場も心構えは同じ

翻って一転、現在は下落相場に入り、弱気な先行きを予測する言説を目にする機会が増えました。
  • 一旦立ち止まって、投資を中断しようか
と思われる投資家の方がいらっしゃるかもしれません。

もちろん、投資家個人の判断が尊重されるべきだと思いますが、現在、上記のような心境になっている投資家の方に対しては
  • 相場好調時に、ご自身のリスク許容度を超えた投資行動をとっていなかったか
という点については、省みられることをお薦めします。

相場好調時に高値掴みし、相場が軟調な時にリスク資産への投資を抑えてしまう行動は、効率的な資産形成への障害となります。
可能な限り、投資行動は合理的なものするべきだと考えます。
投資の主目的は「お金を増やすこと」ですからね。


私が思うに、上昇相場の際も下落相場の際も、投資に当たっての心構えは下記です:
つまり、自分のリスク許容度の範囲の中でリスク資産へ投資を行う、ということですね。

人間には感情があり、また社会性のある生き物ですから、周囲の声に惑わされてしまう可能性は常にあります。
しかしながら、ご自身の大切なお金を運用するのですから、あくまでご自身の判断で、航路を守って投資を継続してくださる方が増えればよいな、と思う今日この頃です。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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