デルタ型の感染拡大の厳しさは想定外だった

2021年8月25日水曜日

09_COVID-19

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

本日は、デルタ型の感染拡大について私の考えを綴ろうと思います。



備忘のために記す

今回、このような記事を書いておこうと思ったのは、備忘のためです。

振り返れば、私の人生
  • 阪神淡路大震災
  • 地下鉄サリン事件
  • 3・11世界同時多発テロ
  • リーマンショック
  • 東日本大震災
  • COVID-19
と、歴史に残るようなイベントを同時代人として経験してきておりますが、記憶というものは風化していきます。

例えば、3・11については、高校3年生の受験生だった頃にニュースで、崩れ去る世界貿易センターの映像を見て、「映画みたいな映像だな」と思った記憶はありますが、その後の「テロとの戦い」などの世界政治については、あまり印象に残っておりません。

昨今、アフガニスタンから米兵が撤退することで混乱が続いておりますが、3・11に大きな端緒があるのは明らかなはずなのですが、私の中ではいまいち、連続した歴史の流れという観点ではとらえきれていないです。

今回のCOVID-19騒動もあと20年後に振り返れば
  • トイレットペーパーが1か月くらい買えなくて、困った。
  • スーパーから、生鮮食品や冷凍食品が消えた(が、トイレットペーパーと異なり、1週間くらいで復活した)
  • 当初は、パチンコ屋やゴルフの打ちっぱなし場が「不要不急」と言われて、やけにマスコミに叩かれた
  • 不織布マスクをなかなか買えなかったが、ユニクロなどが布マスクを販売することで、次第に解消された
  • リモートワークが一気に普及した。それまでは、「セキュリティの都合上で、Web会議の許可がIT部門からおりません」と言っていた取引先とも緊急時はWeb会議を実施することができたし、国内出張の頻度も激減した。MicrosoftがTeamsを一気に普及させた。Zoomも多くの人が使用するようになった。
  • 自炊の頻度が増えた
  • 3密を避けるためのキャンプやゴルフなどのアウトドアアクティビティの人気が高まった
  • 夏でもマスク着用で暑いし、息苦しかった
のような断片的な記憶しか残っていなさそうなので、第五波真っただ中の今の心境を記しておきたいと思い、記事を書いております。

第五波まっただなか

COVID-19の感染拡大当初から
  • 第二波・第三波と続く
  • 変異型に注意
ということは良く言われておりました。

しかしながら、ワクチン接種も始まったことから、今年の6月ごろは個人的には、第四波までが高い波のピークで、今後は波の高さは小さくなっていくのではないか、と考えておりました。

しかしながら、感染者数と重症者数の規模で見れば、第五波の高さが高くなってしまいました。

私の6月時点の予想と異なったシナリオとなったのは
  • ワクチン接種の進捗の遅れ
  • 国民の自粛疲れ
の2つの要因があるのではないか、と思います。


ワクチン接種については、現役世代についても6月下旬ころからは職域接種が始まるのですぐに接種が広がると予想していたのですが、ワクチンの確保数に制限があることから、7月から8月にかけては予約ができなかった状況の方が多いように思います。
私も、1回目の接種は8/19になりましたし、妻も現時点ではまだ1回目の接種もできておりません。

自治体の予約はいまだに予約で一杯のため予約不可なのですが、私は職域接種で接種できましたので、会社には感謝しておりますし、いざという時に自治体は頼りにできないよなあ、という印象を持ってしまいました。


国民の自粛疲れ、については、あまり精神論的なことを指摘したくはないのですが、感染拡大の大きな要因ではあると思います。
要は、国民が「COVID-19に慣れた」ということなのでしょう。

個人的な印象では、COVID-19の危機感が最も高かったのは、1回目の緊急事態宣言が出される2020年4月ごろだったように思います。
スーパーに行ったら、鶏肉と豚肉が陳列棚からなくなっておりましたし。(シャトーブリアンなどの高級な牛肉は残っていたw)

その後、第二波・第三波と経験してくるにつれて、緊急事態宣言が当たり前のようになってきました(少なくとも都民の私にとっては)。

2020年の頃は、小池都知事が「桜は来年も見れますから」というような発言をされていましたが、結果として、2021年の桜の花見も自粛してください、となりました。

人間、先が見えていると我慢することもできますが、先が見えないと我慢の限界が来てしまう人もいらっしゃるのでしょう。

現時点では今後も、「花見/帰省/海水浴/ライブ参加etcは自粛してください」と言われ続けるのではないか、と感じる人も増えてきているように思います。


2020年は夏の甲子園やインターハイ自体がなくなりましたが、2021年は開催されております。(ついでに言えば、オリンピックとパラリンピックも)
なお、2021年は夏にフジロックも開催されました。

開催主催者の言い分は「感染対策を徹底して実施します」というのが常套句となっております。

2020年の夏は、帰省を自粛された方が多かったように思いますが、2021年の夏は帰省をされた方がそれなりにいらっしゃるようにも感じますし、おそらく、これが第五波の全国への感染拡大の要因でもあるでしょう。

結局、封じ込めは無理だから新型コロナとの共生を

長々と書いてしまいましたが、私個人の意見としては、新型コロナとの共生を模索する段階に社会は入ったと思っています。

ゼロリスクを志向すると、封じ込めになるのでしょうが、感染力の強いデルタ型については、オーストラリアやニュージーランドでも対応が後手に回っているように、ウイルス相手に封じ込めはそもそも無理ゲーなのでしょう。

ですので、ワクチン接種をしっかりと進展させて、「COVID-19は、インフルエンザやノロウイルスやRSウイルスのように数多ある疾病の一つ」というように、社会として受け入れていくことが現実的な対応だと認識しております。

何はともあれワクチン接種

ワクチン接種については、個人の選択が重視されるべきだと思いますので、強要すべきではないと思います。

しかしながら、社会全体の観点では、ワクチン接種者が増えれば増えるほど、COVID-19の社会に与える悪影響が減少しますから、多くの方にワクチン接種をしていただければと考えている今日この頃です。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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