銘柄分析よりも分散投資

2021年2月6日土曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

最近はFIREネタを連続で投稿しておりましたが、本日は個別株投資について私の考えを綴ろうと思います。






銘柄分析よりも銘柄分散

私の投資スタイルはインデックス投資が中心です。
しかしながら、2019年6月に日本の個別株にも手を出しまして、2020年末時点では14銘柄を保有しております。

なぜ個別株を開始したのかについては、過去に記事にしておりますので、ご関心ございましたら、こちらをご覧ください。


私は個別株投資も楽しめていると思いますが、個別株投資を行うにあたって、最も意識していることは
  • 銘柄分析よりも銘柄分散を意識
です。

よく、個別株ブロガーでは、
  • xxxの銘柄を徹底分析
というような内容で、過去数年の財務諸表や同業他社とのパフォーマンスを比較して、記事を書かれております。

私は上記のような銘柄分析を書かれるブロガーに対しては、「勉強熱心だな」と感心すると同時に、「あまり銘柄分析に拘り過ぎるのもどうかな」という、相反する気持ちを持つことがあります。

もちろん、最低限、財務諸表の勘所の読み方については勉強すべきだし分析すべきとは思いますが、銘柄分析をしたから投資のリターンが高くなるわけではないということは肝に銘じておきたいものです。

東芝なり神戸製鋼なり不祥事が生じた企業を、事前に見分ける術は、いくら財務諸表を分析しても身につかないでしょう。

俗にいう、不正会計、もしくは粉飾決算を見分けることは関係者じゃないと不可能でしょう。

2000年代初頭のエンロンやワールドコムなどの派手にやらかした不正会計は近年では減っているように思いますが、それなりの規模の不正会計は、それこそ割と毎年話題になっているように思います。

投資銘柄との適切な距離感

また、銘柄分析に時間をかけて入れ込みすぎると、自分が投下した時間をもったいないと思うからか、
  • この銘柄は、今が買いだ!
みたいな勇ましい分析結果と思いこみ、その銘柄に過度に集中したPFとなる可能性もあります。

上記の行動は、人間の心理としては良く分かります。

自分の貴重な時間をそれなりに費やしてまで銘柄を分析したのですから、何らかの示唆なりヒントなりを見つけた!と思わないと、時間の無駄遣いだったと認めることになるわけですから。


銘柄とは適切な距離感を持っておきたいものですし、そのためにも、逆説的ですが、あえて銘柄分析に深入りすることはしない、と決めるのも投資家の方針としてはあっても良いように思います。

(私は、趣味もかねて、多少の銘柄分析はしておりますが。)

PF全体でリスク管理

銘柄分析をしたからと言って、個別株のリスクは変わりません。

銘柄分析をしたから、「投資のリスクが低下した」と感じてしまうのであれば、逆説的ですが、むしろ銘柄分析はしない方が良いように思います。

あくまで、リスクの管理は投資家のPF全体で行うべきものだからです。

たぶんつづく

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自己紹介

自分の写真
東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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