おはようございます。ら~くです。
最近はFIREネタを連続で投稿しておりましたが、本日は個別株投資について私の考えを綴ろうと思います。しかしながら、2019年6月に日本の個別株にも手を出しまして、2020年末時点では14銘柄を保有しております。
なぜ個別株を開始したのかについては、過去に記事にしておりますので、ご関心ございましたら、こちらをご覧ください。
私は個別株投資も楽しめていると思いますが、個別株投資を行うにあたって、最も意識していることは
- 銘柄分析よりも銘柄分散を意識
です。
よく、個別株ブロガーでは、
- xxxの銘柄を徹底分析
というような内容で、過去数年の財務諸表や同業他社とのパフォーマンスを比較して、記事を書かれております。
私は上記のような銘柄分析を書かれるブロガーに対しては、「勉強熱心だな」と感心すると同時に、「あまり銘柄分析に拘り過ぎるのもどうかな」という、相反する気持ちを持つことがあります。
もちろん、最低限、財務諸表の勘所の読み方については勉強すべきだし分析すべきとは思いますが、銘柄分析をしたから投資のリターンが高くなるわけではないということは肝に銘じておきたいものです。
東芝なり神戸製鋼なり不祥事が生じた企業を、事前に見分ける術は、いくら財務諸表を分析しても身につかないでしょう。
俗にいう、不正会計、もしくは粉飾決算を見分けることは関係者じゃないと不可能でしょう。
2000年代初頭のエンロンやワールドコムなどの派手にやらかした不正会計は近年では減っているように思いますが、それなりの規模の不正会計は、それこそ割と毎年話題になっているように思います。
投資銘柄との適切な距離感
また、銘柄分析に時間をかけて入れ込みすぎると、自分が投下した時間をもったいないと思うからか、
- この銘柄は、今が買いだ!
みたいな勇ましい分析結果と思いこみ、その銘柄に過度に集中したPFとなる可能性もあります。
上記の行動は、人間の心理としては良く分かります。
自分の貴重な時間をそれなりに費やしてまで銘柄を分析したのですから、何らかの示唆なりヒントなりを見つけた!と思わないと、時間の無駄遣いだったと認めることになるわけですから。
銘柄とは適切な距離感を持っておきたいものですし、そのためにも、逆説的ですが、あえて銘柄分析に深入りすることはしない、と決めるのも投資家の方針としてはあっても良いように思います。
(私は、趣味もかねて、多少の銘柄分析はしておりますが。)
PF全体でリスク管理
銘柄分析をしたからと言って、個別株のリスクは変わりません。銘柄分析をしたから、「投資のリスクが低下した」と感じてしまうのであれば、逆説的ですが、むしろ銘柄分析はしない方が良いように思います。
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