【お金の使い方】 消費なら好きに使おう、投資なら慎重に意思決定しよう

2021年2月24日水曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。


閑話休題、本日は、前回に続いてお金の使い方についての考えを綴ろうと思います。




消費か?投資か?

マネー系の雑誌では、下記のような文言を見かけます:
  • 使うお金を「消費・浪費・投資」に分けましょう
  • 「浪費」を減らしましょう
上記助言自体に違和感はございませんが、消費と投資の区分について、もう少し深く考察すべきだと思います。


よくある区分

よく見かける説明としては
  • 消費とは、生活する上で必要な費用
  • 浪費とは、娯楽や趣味など、必ずしも生活する上で必要ではない費用
  • 投資とは、将来のリターンが期待できる費用(あくまでリターンが「期待」できるだけであって、必ずしもリターンがプラスで終わるわけではないことに注意。マイナスリターンとなるものもある。世の中の多くの人が「自己投資」と言っているものの内容は、本来は「浪費」に分類されるべきものであることが散見される)
というようなものがありますが、私は上記区分は間違ってはいないと思いますが、別の観点での考察も加えた方が良いのではないか、と思います。

特に、消費と投資の区分についてはそう思います。



家計のB/SとP/Lの観点からの考察も必要なのではないか

私の考えは、
  • 家計のB/SとP/Lの観点から分類することも肝要ではないか
  • 具体的には、B/Sに資産計上しないといけない行動は「消費」ではなく「投資」
  • 一方、B/Sに計上せずにP/Lで費用計上で処理できる行動は、一般的には高額な出費であっても「消費」

私は500万円程度で外車を現金一括で購入しましたが、私の家計の状況に鑑みると、資産計上は不要で、費用計上だけでしたので「消費」です。

約3年乗った現在では、実際には、中古車で販売すれば百数十万円程度で販売はできると思いますが、B/S計上はしておりません。

ですので、私にとっては「クルマを買う」という行為は、まさに「消費」(もしくは「浪費」)なわけで、それが故に、購入時においてはリセール時の資産性などを考慮に入れることもありません。

自分がかっこよい、と思った車種や色を選んで購入して、実際に使用してみて満足していればそれでよいと思っています。

自分が使うお金の対象が、まさに「消費」とみなせるのであれば、他人の意見などや資産性などを気にせず、自分が欲しい物を買うことが幸せにつながる行動です。

例えて言うと、レストランに行ったのであれば、「原価率の高いメニューを注文する」のではなくて「自分が食べたいと思ったメニューを注文する」方が、外食時の満足度は高まるでしょう。



一方、B/Sに計上しなければいけないほどの高額商品については、「投資」と分類すべきだと考えますし、投資の意思決定を行う場合は慎重であるべきです。
ですので、
  • 家は買いたいと思ったときが買い時
  • 家賃を払うのはもったいないから、早く購入すべき
というような通説は疑ってかかるべきだと考えます。

なぜなら、投資の場合、投資対象に対する深い理解や投資家としての納得感を形成する必要があると考えるからです。

私の場合も、23区内で2LDKのマンションを探すとなると、7000~8000万円程度は必要になると思いますし、そうなるとB/S計上して、資産(と負債)を計上しなければいけません。

消費ではなく投資なのですから、しっかりとその投資対象である不動産について勉強をして、万が一売却しなければいけなくなった場合でも、それなりの価格で販売できるような物件を選定しなければいけません。

そのためには、数多くの物件を廻って不動産の審美眼を身に着け、掘り出し物が出てきたときに迅速に動ける体制を整えておく必要があります、、、が、なかなか高いハードルです。


ご察しの通り、私は持家派ではなく賃貸派なのですが、
  • 持家派のローンは、投資
  • 賃貸派の家賃は、消費
と分類できることからわかるように、賃貸であるうちは不動産投資をしなくて済む、という気楽さがあるということが大きな要因です。


「不動産にものすごく興味がある」や「不動産関連の情報を収集していると楽しい」
というような方が持家を購入することで幸せになることはあるでしょうが、私のように
「なんか、不動産関連の情報を集めることは面倒くさいな。そんな時間あったらジョギングや英語学習など他のことに時間を使いたいな」
と思う、ものぐさな方は、別に賃貸暮らしを続けてもよいのではないか、と感じる今日この頃です。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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