JTの減配に思う高配当株投資の難しさ

2021年2月11日木曜日

99_雑記

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おはようございます。ら~くです。

本日は、JTの減配について私の考えを綴ろうと思います。





JTの減配

高配当銘柄で有名なJTがついに減配を発表しました。[154円→130円]
翌日のマーケットでも、7.46%の株価下落となりました。

私自身はJTホルダーではありませんが、今回の減配についてはいろいろと思うところがありました。

高配当株投資は難しい

まず感じたのは
  • やっぱり、高配当株投資は難しいな
でした。

ある銘柄が高配当株となっているには、それなりに理由があるのですが、一番大きな理由は「不人気」だからでしょう。

不人気の理由は
  • 将来の利益成長が見込めない
  • 事業自体がオワコン
みたいな感じですよね。

そのような不人気銘柄のリスクを覚悟して投資してみても、今回のように減配が発表されると、配当金が下がるだけでなく株価も下がり、インカムゲインの減少とキャピタルロスというまさに泣きっ面に蜂状態となります。

これは、メンタルが強くないとその銘柄を容易に手放すことになってしまいそうです。


チェックポイント:EPSの成長を信じられる銘柄か

高配当株は、投資妙味がある銘柄とみることができるので、それほどまで忌避すべき投資法ではないと思っています。

自分自身のチェックポイントとしては
  • その銘柄のEPSの成長を信じられるか否か
だと思います。

投資は、「長期・分散・低コスト」を原則とすべきですので、そもそも長期保有に向かない銘柄は避けるべきです。

別にTech企業のように薔薇色の将来が想像できなくても、少なくとも今後10年くらいはまだ成長余地がある銘柄か否かは、投資する前に確認した方が良いと思います。

この観点で、私はJTは保有してきませんでしたし、今後も保有しないだろうな、と思います。
JTが、今後EPSを成長させられる絵姿が想像できないので。。。


分散は重要

あと、今回の減配報道で改めて感じたのは
  • 銘柄の分散は重要
ということです。

1銘柄の割合は、PFの中で、どれだけ大きくなっても5%程度にはとどめておきたいな、と感じました。

今回の減配報道で、「JTを売却する」という意思決定をされた投資家は、ご自身のPFを確認し、特定の個別銘柄の割合が著しく高くなっていないかを確認することをお薦めします。

統計情報として、頻繁に売買する投資家のリターンの実績は低いことが証明されておりますので。。。



たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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