JT減配後の余韻

2021年2月14日日曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。


本日は、前回に引き続き、JTの減配について私の考えを綴ろうと思います。




JTホルダー達のその後

みんな大好きJTだからか、かなり多くの方が今後のJT株への投資方針をつぶやかれているのが目につきました。

大きく分けると下記の3つでしょうか
  1. 買い増しのチャンス
  2. 思案中
  3. 損切(or 利確)で一部(or 全部)売却


売却を考えた方はそもそもの投資方針の見直しが必要なのではないか

たぶん、あまり呟かれてはいないですが、多くのJTホルダーは、「2.思案中」で、そのままホールドし続ける方もいらっしゃると思います。

十分に分散したPFを構築していれば、今回の減配や株価下落は、それほど大きな影響ではないでしょう。
一企業の決算発表程度で、取引の意思決定しなければいけないのであれば、それはもともとのPFの作り方に問題があったと反省すべきでしょう。

その意味では、一部であれ全部であれ、損切であれ利確であれ、今回、JT株を売却された投資家は、自分の投資方針や投資哲学について、改めて熟慮されることをお薦めします。

今回、減配といっても、
  • 154円→130円
  • ▲15%
程度です。

コロナショック後のインヴィンシブル投資法人[8963]の
  • 1812円→30円
  • ▲98.5%
と比較すれば、全然ましですしw



買い増しのチャンスかもしれないが、銘柄分散は意識して

一定数の方は
  • 株価も下がったし買い増そうかな
というような呟きをされています。

投資妙味がある、という観点では必ずしも間違いではないと思いますが、買い増しが合理的となるには以下の前提条件を満たす必要があります
  • その投資家のPFに占めるJTの比率が小さい
何をもって「比率が小さい」というのかは、意見が割れるところでしょうが、私の感覚では
  • 個別銘柄であれば、リスク資産の5%を超えて持つことは推奨しない
と感じています。

やはり個別株には個別株特有のリスクありますから、どんだけ惚れ込んだ銘柄であっても、適切な距離感は都ッている必要があると思います。


ただ、今回、呟きを見ていて思ったのは、「買い増しのチャンスだ!」的な発言をされている投資家の多くは、それなりの割合をJTに割り当て済みの方が多いように感じました。

恋と同様、盲目になっているのかもしれません。

このような時に必要なのは、無駄に勇ましい心意気よりも深呼吸だとは思うのですが、周りが何を言っても聞く耳は持たれないのだとは思います。


個別株投資するなら、銘柄に惚れてはいけない

巷でよく言われていることですが、個別株投資を楽しむためのリスク管理の一環として
  • 銘柄に惚れてはいけない
は重要な真理だと思います。

GAFAMやTESLAだって、10年後に安泰とは言えません。

GEやインテルは10年前は輝いていたのですから。。。



たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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