「牛丼史上最高値」という新聞記事を読んで

2022年4月5日火曜日

99_雑記

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おはようございます。ら~くです。

本日は、日経MJの記事を読んだ感想について綴ろうと思います。

4月4日の日経MJの記事

タイトルは
  • 外食最高値「仕方ない」
サブタイトルは
  • ちゃんぽん値上げ/牛丼20年ぶり400円台
という言葉が躍っています。

エネルギーだけでなく、飼料などの輸入価格が上昇しておりますので、外食大手は価格を消費者に転嫁せざるを得ない、といった論調の記事です。
円安も進みましたし、企業努力では吸収不可能な水準に達しているというのも事実でしょう。

ついに日本でもインフレか?

外食だけでなく、日用品から食料品にいたるまで軒並み値上の報道が続いています。
20年前から言われていたインフレがついに日本でも始まるのかもしれません。

デフレの時代が長く続いたからか
  • 日本でインフレは起きない
  • 日本では長期金利は上昇しない
と決めつけてかかっているような言説を見る機会がこれまでは多かったのですが、ついに潮目が変わったのかもしれません。

マイルドなインフレは社会にとって好ましい

ここで一点、経済学部出身の私から一言言わせていただきたいことがあります。
それは、
  • マイルドなインフレは社会にとって好ましい
ということです。
このことは多くの方に認識されてほしいと思います。

過去20年間の日本のようにデフレですと、「今消費するよりも将来消費した方がお得」という状態になってしまい、消費が抑制されます。
結果、企業による投資も抑制、という悪循環に陥ってしまうため、良いデフレ、というものは経済学のテキストにはでてきません。
デフレは経済の状況という観点においては、絶対悪です。

ただし、マイルドなインフレが好ましいのであって、急激なインフレは社会にとって好ましくはないです。
最近の欧米のインフレは急激なインフレですから、良くないインフレのように思います。

私がここで申し上げたかったのは、十把一絡げに
  • インフレは良くない
という論調には賛成しかねます、ということです。

資産形成は淡々と

今後、日本でも欧米各国のように急激なインフレになってしまうのか、それとも従来通りのデフレになってしまうのか、はたまたマイルドなインフレになるのかについては私はわかりません。

ただ、いずれのケースになった場合に対応できるように、淡々とこれまで通りに株式投資は継続していきたいと考えている今日この頃です。


たぶんつづく

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自己紹介

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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