清貧の思想を美化しすぎるのは危険

2021年12月19日日曜日

99_雑記

t f B! P L

おはようございます。ら~くです。

冬も本番となってきましたね。
日本海側の私の故郷では雪が降る日もありますので、太平洋側に居住してよかったと思います。

閑話休題、本日は、清貧の思想を美化しすぎることの危険性について私の考えを綴ろうと思います。


現政権の経済政策

多くの識者が批判されていますが、現首相が用いる
  • 新しい資本主義
とはいったい何なのか、私には良く分かりません。

おそらく首相としては、
  • 行き過ぎた資本主義を是正して、大多数の国民が富を分かち合おう
というように割と牧歌的に考えているのではないでしょうか。

日本は従来から資本主義の徹底度では中途半端で、多くの規制があり、結果、既得権益に群がる一部の利権者が甘い汁を吸っている非効率な社会、というのが私の率直な認識です。

要は、資本主義が行き過ぎているわけではなく、中途半端であることの方が問題なのではないでしょうか。

新しい資本主義の結果

あまり政治のことをこのブログで話題にしたいとは思わないのですが、さすがに現政権の経済音痴ぶりにはなかなかに驚かされます。

リスクを取って成功した人たちからお金を奪おうとするような政策を続けていると
  • リスクを取りたい人は国外へ行く
  • リスクを取りたがる人が国内から減少する
ということになり、ますます国内経済は衰退するでしょう。
要は、「皆が平等に貧しくなる」という構図です。



清貧は良いことか

ただ、上記の「皆が平等に貧しくなる」という構図は、割と日本人の多くには受け入れられやすいのかもしれません。
現首相の支持率がそれなりに高いことがそれを表しているように思います。

日本人には
  • 人格が高潔な方には、清貧な生活を送っていてほしい
と思う願望が強いような気がします。

要は、「社会的に良いこと」をやっている人は、社会的な名声を得られるのだから経済的な報酬は少なくあってほしい、というような感じですね。
「徳が高い人は質素な生活を送っているものだ」というような固定観念が日本人には多いような気がします。

NPOの代表が年収を数千万円もらっていたら、「それをもっと社会のために還元すべきだ。あの代表は金の亡者だ」と思ってしまう人が多いのではないでしょうか。

どうも日本人には清貧を美化しすぎる傾向が強いような気がします。
前澤氏の人気が無いのもうなずけますw

リスクを取って成功した成功者には素直に称賛を

これがアメリカとかですと
  • 成功した起業者は、慈善団体などを作ってチャリティーで社会に還元する
見たいなポジティブなイメージになります。
ビルゲイツなどが代表例ですよね。

リスクを取って起業するのですから、成功した場合のリターン(報酬)を求めるのは自然の行為だと思いますし、成功した人たちだけに懲罰的な税金などを課してしまうと、それこそ誰もリスクのある行動を起こさなくなってしまい、社会全体が停滞してしまいます。

人の価値観は人それぞれでよいと思うのですが、リスクを取って成功した成功者に対しては素直に称賛を送れる社会であってほしいと思う今日この頃ですし、日本はどうもそういう社会には向かわないのだろうなと思う管理人でございました。


たぶんつづく

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東京都, Japan
1980年代前半生まれのアラフォー。
既婚。共働き。子どもなし。
東京の東側らへんに在住。
しがない会社員をやっています。
出身地域は、関西北部の田舎。就職のため、2006年に上京。いまだに、満員電車には慣れません。

2015年11月から株式投資を開始。基本はインデックス投資[ETFもしくは投資信託]、気が向いたら、日本株の個別株投資というおおざっぱな投資が資産運用スタイル。

配当金・分配金実績[税引き後]
2016年 55,719円
2017年 59,003円
2018年 73,096円
2019年 100,241円
2020年 253,455円
2021年 332,191円
2022年 506,575円
2023年 625,566円

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